高校生、受験生のあなたは、どんな大学に行きたいと思っているだろうか?
すでに偏差値が60くらいで、早稲田、慶応、東大などと言った高いレベルを目指す人もいる。
逆に偏差値が30、40くらいで、あまり学力がないからと、志望校を諦める受験生も中には存在する。
しかし、現状の偏差値が30、40と低くとも絶対に諦めないでほしい。
なぜならば、そんな受験生でもしっかりと正しいやり方で勉強していけば、しっかりと早慶や東大レベルに到達することができるからだ。
どうしてそんな、ビリギャルやドラゴン桜のようなことが起こると確信ができるのか? と、あなたは思うかもしれない。
その根拠として、実際に偏差値40代から勉強の正しいやり方を教えてくれる人に出会い、仮面浪人を経て慶応大学に合格した人を知っているからだ。
そこで、ここではJ太郎くんを紹介する。
勉強で躓いているが少しでも良い大学に進学したい、ビリギャルやドラゴン桜のように自分もなりたい、と思う人はぜひこれを読んで参考にしてほしい。
現役時代Part0
僕の知り合いのJ太郎君は全く勉強しておらず、進研模試の偏差値は高2の終わり時点で40代だった。
1年後に明治大学、2年後に慶応大学に合格しているとはとても思えないような成績だ。
高3の受験期になり、そろそろ勉強を始めなければやばいと思った彼は、入塾していた東進で真面目に勉強に取り組むようになった。
そこで、一生懸命勉強してやっと、高3の12月の時点でセンター英語を模試で8割程度取れるようになったという。
しかし、これはほとんど独学に近いようなやり方でやっとここまで持ってきて、東進の授業はあまり役に立たなかったと本人は言っている。
現役時代Part1
J太郎君は、マーチや早慶を志望していた。
たまたま高三12月にあったセンター試験の模試で、英語が8割程度取れたことから、もともとマーチ志望であったが慶応も視野に入れだしたという。
しかし、いざマーチや早慶の過去問を解いてみると全く歯が立たないという状況だった。
センター試験ではできるのに、いざマーチや早慶の筆記試験となると全く手が出ないのだ。
それはそのはずで、彼は文法も覚えずに、単語を少し覚えてなんとなく文字の羅列から英語の意味を予測して解いていたにすぎなかった。
しかし、それが正しいやり方だと自分で信じていたので、この状況から奪回できず彼は苦しんでいたのだ。
現役時代Part2
しかし、高三の1月になってある転機が訪れた。
たまたま高校の東工大の先輩に会って、勉強を教えてもらうことになった。
そこで全く解けなかった慶大プレの数学をスラスラと解いて解説してくれたという。
その時J太郎君は、
今まで塾の先生に持っていっても、学校の先生に持っていっても先生たちは苦戦していたのに、こんなにスラスラ慶応の数学が解けて華麗にそれを解説できる人がいるんだ!
と思ったそうだ。
そこで学校の先生には教えてもらえない受験数学攻略のテクニックをある程度学んだという。
しかし、さすがに1日では全てを教え込んで身につけさせることはできないと判断した先輩がJ太郎君にある人を紹介した。
それが、某塾のK先生だ。
K先生は、塾を始める以前はスカイプで個人で全国の高校生数十名に勉強を教えていたという。
J太郎君の先輩もK先生のスカイプで指導を受けて見事に東工大に合格をすることができたのだ。
J太郎君はK先生とその日にスカイプをして、即座にお年玉で指導を受けることにした。
現役時代Part3
J太郎君は早速、K先生の指導を受けた。
もう入試まで1ヶ月しかないという状況だったので、とにかく過去問を解いたという。
J太郎君はとにかくK先生の持っている受験の情報に驚いた。
例えば、「早稲田の点数の標準化」だ。
早稲田大学は以下のように述べている。
受験する科目間で、難易度による差が生じないように、個々の科目において得点を調整します。
(早稲田大学学部別得点状況より)
要するに、例えば数学が難しくて得点が低くなったとしても、その難易度が考慮されて点数が標準化されて点数が上がるし、英語が簡単で多く得点を取れたとしても、点数は標準化されて下がってしまうということだ。
詳しくは以下のサイトを参考にしてほしい。
これを知らないと例えば自分の素点が合格最低点を上回っていたとしても標準化した点数が下回っていたら不合格になるということだ。
ということは、過去問を解いてこれならギリ合格できると思っていてもだいたい10〜20点くらい標準化で下回って本当なら不合格しているかもしれないのだ。
このような受験に知識やテクニックは非常に大切であるにも関わらず、学校の先生や塾の先生はJ太郎君には教えてくれなかったそうだ。
このように指導を1ヶ月受けることで、歯が立たなかったマーチの問題にもしっかり対応することができるようになった。
そして、結果的に惜しくも早慶の合格は逃したものの、明治、青学、立命館、関西大学に合格した。
仮面浪人を決意
J太郎君は見事合格した明治大学に入学して大学生活を送っていた。
しかし、J太郎君はたった1ヶ月の指導でマーチの問題が解けるようになったのであれば、しっかり半年間勉強すれば、早慶も合格できるのではないかという思いがあった。
そこで、彼は親を説得して8月くらいに明治に通いながら仮面浪人して、早慶合格を目指すことを決意した。
仮面浪人編
仮面浪人中も彼はK先生のスカイプによる指導を受けた。
今回は時間があったということで、受験の知識やテクニックだけに頼ることのないよう、基礎の部分からじっくり勉強していった。
例えば英語の勉強は英文法をしっかりやった。
彼がセンター英語がある程度できたのにマーチ早慶になるとできなくなるのはしっかり英文法を勉強していなかったからだとK先生に指摘された。
そこで、K先生に推薦された桐原1000という英文法の参考書を10周もこなしたそうだ。
結果的に早慶の英文もスラスラ読めるようになった
K先生の指導のスタイルは参考書が中心だ。
生徒には実際の勉強を教えるのではなく、生徒自身に合った参考書とその適切な使い方を教えて、一人で勉強できるようにする。
J太郎君はK先生の指導の元以下に記した参考書をこの半年間で勉強した。
- 英語
- ポレポレ(2周一回につきじっくり)
- 桐原1000(10周)
- ドラゴンイングリッシュ(5周)
- 数学
- 基礎問題精講(5周)
- 文系の数学(5周)
- 一対一対応の数学(ちょろっと過去問やりながら過去問でミスったところの補強)
- 小論:その都度K先生がしっかり添削して指導
数学に関してもセンター試験レベルはできたが早慶レベルが全く対応できない状態だった。
しかし、K先生の指定した参考書をK先生のいう通りコツコツこなしていったらしっかり対応できるようになった。
半年の仮面浪人の結果
このようにK先生の指導のもとJ太郎君は見事に慶応の総合政策学部に合格することができた。
彼が仮面浪人中の10月に受けた河合の全統記述模試ではでなんと8月の模試と比べて英語の偏差値を10、数学を5もあげたという。
この伸びをたった2ヶ月で見せることは非常に難しい。
高2最後の時点の偏差値40という成績を考えると高3の1月からのたった1ヶ月の勉強で明治大学に合格し、そのあと明治大学に通いながらたった半年の仮面浪人で慶応大学まで合格してしまったというのはものすごい伸びである。
まとめ
ここでは、偏差値が30、40などと学力があまりない、または成績が全く伸び悩んでいるなどと大学受験を半ば諦めかけている人に、僕の友人J太郎君に合格体験記を紹介した。
このように、実際に偏差値40代から正しい勉強法を積み重ねて短期間で成績を伸ばして見事難関と言われる慶応大学い合格したビリギャルやドラゴン桜のような人は実際にいるのだ。
なので、成績が伸び悩んでいて受験勉強を諦めかけている人はぜひ、諦めないで勉強し続けてほしい。
また、少しでも自分の勉強法に不安がある方は、ぜひ我々に下記のLineに登録して問い合わせてほしい。
どんな些細なことでもしっかり正しい勉強法ができるようにアドバイスをする。
また、J太郎君が大学受験.netで自分の合格体験記:リアルビリギャル物語を連載してくれることになった。
J太郎君の合格までの道のり、高校時代や受験時代などの日々の生活の様子など面白おかしく書いているので是非見て欲しい。