みなさんはチャート式という数学の参考書を知っているだろうか?

チャート式は数学の参考書の中でもかなり有名であるから、ほとんどの人が知っていると思う。

 

しかし、実際に正しい使い方をしている人はいるだろうか?

また、チャート式は色ごとによってレベル分けされているが、あなたはしっかりと自分に合ったレベルの色を選んでいるだろうか

 

ここでは、数学の教科書として、チャート式を使うメリット、チャート式の正しい色の選び方、チャート式を用いた最強の数学の勉強法を紹介する。

これを読んで、チャート式をさっそく買って、数学の偏差値を爆上げしよう。

チャート式を使うメリット

ここでは、数ある数学の参考書の中からなぜチャート式を用いるのか詳しく説明する。

これを読んで早速チャート式を購入するメリットを確認しよう。

チャート式とは?

そもそもチャート式がわからない人のために、チャート式とはどんな参考書なのかを説明する。

 

チャート式の大きな特徴はずばり二つである。

それは、

 

  • 色によってレベル分けされている。
  • 同じ例題が同じ位置に載っていてその解答が詳しい。

 

である。

そして、この二つの大きな特徴がまさにチャート式を使うメリットなのである

 

是非一度本屋に行って実際にどんな感じの参考書なのか見てみよう

チャート式の色

チャート式には主に色が赤、青、黄色、白、の四つがある

 

その難易度は

 

赤チャート:教科書の標準レベルから東大、京大などの難関大学の理系まで対応しており、難易度は一番高い。

 

青チャート:教科書の基本レベルから、東大、京大などの難関大学文系や上位私立の理系まで対応している。

 

黄チャート:教科書の基本レベルから国公立私立大学の真ん中レベルまで対応している。

 

白チャート:4つの中では一番易しく、教科書レベルからセンターレベルまで対応している。

 

といったレベル分けになっている。

つまり、自分の今あったレベルや自分の志望校のレベルに応じて、使い分けができるのだ

色によってのレベル分けは、非常にわかりやすいので、何も知らずに難しいレベルの参考書を買ってしまったり、買った参考書が簡単すぎて使い物にならなかったり、といったことがないのだ。

 

これは実に他の参考書にはないメリットである

例題が固まってのっている

数学において、例題というのは非常に重要になってくる

 

例題というのは、入試問題でよく出題される解法だったり、その一部と同じ解法で解くことができたりする問題である。

君たちも、例題という言葉は何回か聞いたことがあると思うが、入試問題で出題される数学の解答の解法は繰り返しどこかの入試問題で使用されているものである。

新しい解法を使って解く問題を出すのは、東大か京大レベルである。

 

つまり、入試問題に出題される解法をしっかり覚えてしまえば、ほとんどの入試問題に太刀打ちできるのだ

 

しかし、一度参考書でやった問題と同じ解法を使う問題に試験やテストで出会っても、それが同じ解法を使う問題、つまり、「前に参考書でやったものの類題である」と判断できなければ、せっかく解法を覚えても意味がない

皆も一度は、「この問題は、この解法でいけたのか・・・」といった経験はないだろうか?

 

このような問題点をしっかりと解決してくれるのが、実はチャート式なのだ。

例題がいくつか固まって載っていることによって、例題の類題同士の共通点を見出すことができて、どんな問題が来たらこの解法を使うのかということがしっかりとわかるようになるのだ。

 

また、通常単元の末尾に載っているまとめの問題的なものにも、しっかりと参考書のどこの例題と類題なのか、わからない時のヒントのために書いてある。

 

 

このように、例題が固まって載っていたり、他の問題がどこの例題と対応しているのか記してあったりすることは、数学の勉強において極めて重要なのだ

よって、チャート式は他の数学の参考書に比べて使うメリットが大きいのである。

チャートの正しい色の選び方

チャートのメリットで難易度のレベルが色によって具体的にわかりやすく分けられているということを上で述べた。

しかし、ここで自分に合った正しい色を選ぶことができなければ、せっかくの色分けも意味がなくなってしまう

 

ここでは、チャート式の正しい色の選び方について解説する。

これを読んで自分に合った色のチャートを購入しよう。

白チャートについて

白チャートは上でも述べた通り、センター試験レベルの参考書である。

しかし、はっきり言って白チャートは簡単すぎて、数学の力が全く伸びない

 

よって、数学がめちゃくちゃ苦手で黄チャートが手に付かない、またはセンター以外で数学を使わない、かつセンター数学の配点が入試全体の配点の中でそこまで大きくないなど以外は白チャートを選ばないでおこう。

 

注意が必要なのは、単にセンター数学以外では数学は使わないが、センターで8割以上とらなければならないという場合も白チャートを選んではいけないということだ

センター試験は一つ一つの問題は難しくないが、時間がかなり厳しいせいで、難易度が上がっている。

よって、普通にセンターレベルの問題を解いているだけでは、本番短い時間の中で8割9割をとることは難しい。

センターでしか数学を使わなくても、その数学が受験において大きく影響するときは、しっかりと黄チャート以上で数学を勉強しておこう

黄チャート、青チャートどっち?

おそらく多くの人が、黄チャートか青チャートをつかうことになるだろう。

そして、ここをどちらにするかということが、一番あなたが悩むところかもしれない。

よって、ここでは黄チャートと青チャートの境目をお知らせしよう。

 

その境は数学の偏差値50というラインだ。

 

偏差値が50ある人は、迷わず青チャートを選ぼう。

偏差値が50以下の人は、青チャートはレベルが高く難しく感じてしまうので、黄チャートから丁寧にやるようにしよう

赤チャートはやるべき?

赤チャートは一番難易度が高く最高レベルで東大、京大の理系レベルまでカバーしているというすごい参考書だ。

 

ゆえに、高いレベルの大学を志望している高校生たちはつい手を出してしまいがちであるが、しっかりと数学の基礎力がついていない時点でこいつに手を出してしまうのはかなり危険だ

 

というのも、問題のレベルが本当に高いので難しすぎて途中で挫折してしまう可能性があるからだ。

 

東大、京大レベルを目指していたとしても、やはり最初は青チャートから入るのが一番良い

青チャートの例題はすべて制覇した、または、実際に青チャートをやってみて簡単すぎたなどがあれば赤チャートに移ってもよいと思うがいきなり赤チャートへ挑戦するのはオススメしない。

 

ただ、東大、京大などの旧七帝大以上の大学を受験しようと考えている人は、青チャートを完成させた後は、必ず赤チャートもやろう

やはり、旧七帝大以上の大学はレベルが高いので、普段から難易度の高いものに触れておくことが重要だからだ。

色のレベルを上げたとき

中には、青チャートをすべて終えてしまって、赤チャートに移る、または、黄から青へという風に、色のレベルを上げる人がいるだろう。

 

その時に二冊目のチャートの問題はすべてやる必要がない

元々、チャート式はレベルの差はあるものの、どれもかなり広範囲なレベルの問題を扱っている。

よって、青と赤、黄色と青で半分以上は問題が(全く同じ問題ではないが)かぶってしまっている

よって、2冊目に移ったら、その問題すべてをやる必要はなく、むしろこれはできないと思った問題のみでよく、そういった問題は全問題のうち半分もない。

チャート式を使った最強の勉強法

上の二つの章でチャート式がどのようなものか、どのような色を使えばよいのかがわかっただろう。

しかし、あなたはまだチャート式をどのように活用していけばよいのか、あまりよくわからないのではないだろうか。

ここでは、そんな君たちに、具体的なチャート式を使った最強の数学の勉強法を解説する。

やる問題を選ぶ

チャート式は素晴らしい参考書だが、一つだけ大きな欠点がある。

それは、問題数がとにかく無茶苦茶多いのだ。

普通に前から順番に解いていったら多すぎて挫折してしまう。

一度チャート式に手を付けたことのある人は、このように問題をすべて解こうとして、あまりの多さに途中でリタイアしてしまった人もいるのではないだろうか?

 

しかし、大量の問題が用意されているからといって、それをすべてやる必要は全くない

むしろこちらから苦手な問題や、できない問題を選んでそれらを順番につぶしていこう。

 

具体的にやるべき問題は、基本例題と標準例題の中で問題を見た瞬間に解法が思い浮かばないものだけだ

このような選び方をすれば、自分が覚えていない解法を用いた問題を演習することができるし、問題数もさほど多くなく挫折することもないだろう。

 

自分に必要な問題を臨機応変に選んで進めていこう

解けない問題にあたったら

解けない問題に当たったら、考え込むのは時間の無駄だ。

真っ先に解答を見よう。

そして、解答を覚えてしまおう。

 

この際、解答を一字一句丸暗記する必要はない。

むしろ、解答そのものよりもその問題のテーマとなっている解法を覚えよう

 

普通の問題集ならば、ここでまたその問題の解答を何も見ずに再現できるかを試すのだが、チャート式には同じ例題に2つ以上類題がついてくる。

その問題の解答の再現もできればやってほしいが、類題の問題を何も見ずに解ければ十分だ。

 

このようにして、解法が思い浮かばない問題を適宜選んで、その解法を覚えていこう

二周目で解くべき問題

ある章の標準例題をすべて一度解き切ったら、今度はもう一度やった問題を見直そう

その中で、パッと解法が思い浮かばない、怪しい問題は、もう一度、前の章のステップを踏んで復習しておこう。

 

基本的に繰り返せば繰り返すほど、定着率は上がるので、怪しい問題はもう一度やっておくに越したことはないのだ

 

繰り返し学習について以下の記事に詳しく書いてあるので合わせてみておいてほしい。

受験を成功させる最強勉強法(暗記法)!?忘却曲線を利用した繰り返し勉強法について

まとめ

以上が、チャート式を使うメリット、チャート式の正しい色の選び方、チャート式を用いた最強の数学の勉強法の詳しい解説だ。

 

これを読んだ君たちはチャート式がいかに数学の勉強に効果的か、またどの色を選べばよいのか、どのように活用していけばいいのかわかっただろう。

 

是非、さっそく自分に合った色のチャート式を選んで数学の偏差値を爆上げしよう

(celly 東京大学理科二類在学)