英語の参考書には、膨大な種類がある。

 

そして、その中でも最も種類が豊富であり、選択が難しいのが単語帳だ。

実際、Amazonで「英単語」と検索してみると、実に8509件もの単語帳がヒットした。

これだけの単語帳から、自分に合った単語帳を探していくのでは切りがないだろう。

自分で探すのは面倒だ

 

では、誰にでもオススメできる、オールマイティな単語帳はないのだろうか?

それこそが『システム英単語(シス単)』だ。

今回は、現役東大生である筆者が実際に使っていたシステム英単語(シス単)について、そのおすすめポイントと具体的な使用方法について書いていく。

 

短期間で最大限英語の力を伸ばし、成績に反映できるような学習方法を身につけよう。

システム英単語をオススメする理由

システム英単語(シス単)は駿台文庫から出版されている単語帳だ。

実はシステム英単語は3種類に分かれている。

  • Basic版
  • 改訂新版
  • Premium版

今回はこの中でも最もメジャーであり、筆者も受験当時愛用していた改訂新版について解説していく。

ここでシステム英単語(シス単)をオススメする理由は、大きく分けて次の3つである。

  • レベル別にわけられた英単語
  • 適切な単語の意味
  • ミニマルフレーズで実用的な暗記

それでは、具体的に1つずつみていこう。

レベル別に分けられた英単語

システム英単語をオススメする理由の1つ目は、レベル別に英単語が分けられているところだ。

改訂新版の場合は次のようにレベル分けが為されている。

1章…高校初級2章…センター試験

3章…MARCH、国公立大学

4章…早慶レベル

(5章…多義語)

このように、5章の多義語以外はレベル別に分かれていることがわかる。

自分の志望校や、現在の自分の実力に合わせて英単語を学習することが可能なわけだ。

ただ、1章でも高校一年生なら少し難しく感じる英単語が入っているから、もし1章を難しく感じたらBasic版などの別の英単語帳を使ってから改訂新版にチャレンジしていこう。

これは、筆者の見解だが、4章は多くの受験攻略サイトが難関国公立、特に東大京大レベルとしているが、東大のほうが英単語のレベルは低く量が多い、京大は英単語のレベルは多く量が少ない、と思っていたので、受験生当時の筆者は3章までしかやらなかった。

このサイトを見ている人の中でもし東大志望の人がいたら参考にしてほしい

さて、このようにレベル別になっているわけだが、ここまでは他の多くの単語帳でも行われていることだ。

重要なのは、これらの章がすべて一つの本に収められているということである。

後で解説するが、英語の受験勉強法の中で重要なのは、単語帳を常に持ち歩くことだ。

ほかの単語帳は、確かにレベル別に分かれてはいるが多くがそのレベルごとに別々の本になっている。

持ち歩くものが多い高校生にとって、一冊で済むというのは実は非常に大きなメリットなのである

 

また、5章の多義語も実は超有能な章である。

多くの意味を持つ多義語は、センター試験だけでなく二次試験でも頻出であり、受験直前はこの章を見るだけで周りと差がつけられるだろう

適切な単語の意味

さて、次のオススメポイントは適切な単語の意味である。

問題を解いていて、せっかく単語帳で英単語の意味は覚えたのに、いざ問題で出てきたときに覚えた英単語の意味では通じない・・・

と思ったことや、

辞書に出ていた意味を全部覚えたけど、使わない意味ばかり・・・

と感じたことはないだろうか?

英語は日本語と違って漢字がないので、一つの単語に多くの意味がある

(例えば、日本語で「しかい」と書いたときに、「司会」とも「視界」とも読めるのと同じだ。)

私たちが英単語を暗記する時には、一つの単語に対して、できるだけよく使われる意味を暗記する必要がある

システム英単語は、のべ8000回の試験問題研究を基に、問題で使われやすい意味を厳選して掲載している

そのため実際に問題に出る意味を覚えることができる、というわけだ。

ミニマルフレーズで実用的な暗記

システム英単語が最も画期的な点、それは単語でも文でもなく、「ミニマルフレーズ」と呼ばれる単位でそれぞれの単語を掲載している点だ。

単語帳で単語を暗記しようとしてもあまり頭に入ってこない・・・

と感じたり、

単語帳でチェックしている時には意味が出てくるけど、実際に文章中で単語が出てきたときには意味が思い出せない!

と悔しい思いをしたり、という経験はないだろうか?

ミニマルフレーズは、これらの問題を解決してくれる画期的な単位である

ミニマルフレーズは、次のような特徴を持っている。

①2~5wordsほどの単語によって作られたフレーズ

ミニマルフレーズは、2~5wordsほどの単語によって作られたフレーズであり、もちろん意味がしっかり伝わる内容になっている。

長すぎず、単語のように単体では意味が通じないということもないため自然に頭に入ってくるのだ

②実際の場面がイメージしやすく覚えやすい

ミニマルフレーズは、実際に使われているような自然な英語によって作られているため、内容が頭に思い浮かびやすく、そのためチェックしているときでも思い出しやすくなっている。

③頻出用例

単語の意味のところでも書いたように、システム英単語では試験問題研究を基に単語を選んでいる

ミニマルフレーズではさらにそれが進化して、より出題されやすいフレーズで掲載されており、そのためより実際の問題に近い形で暗記をすることが可能になるわけだ。

東大生直伝・システム英単語の使い方

これまで、システム英単語がなぜオススメかについて書いてきた。

この先は、実際に筆者が使用していたシステム英単語の使用方法4つのステップにわけて紹介していきたい。

まず読んでみる

ひとまず単語帳を最初から一通り読んでみよう

いきなり全部覚えようとしても大変なので、10~20ページをひとまとまりにするとよいだろう。

センター試験では発音問題も出題されるし、システム英単語には発音記号もついているので、音読していくと効果的だ

別売りだけど、CDを再生しながら音読していくとリスニング対策にもなるかもしれない。

このとき大事なのが、見てすぐに「ああ、この単語の意味はわかるな」と思ったものには○を付けておくことだ

こうすることで、これ以降その単語を見直す必要がなくなり、勉強効率が大幅に上がるのだ

見直し

一度読んでみたら次は見直しだ

もう分かる単語はさっき○をつけたから、付属の赤シートを使ってそれ以外の単語を見直していこう

今残っているものは、単語の意味があいまいなものばかりのはずだから、間違えたとしてもあまり落ち込まずに、スピード重視で何回も見直すのがポイントだ。

さっきと同じように、意味を完璧に覚えたものについては○をつけていこう。

1つの範囲につき、5回~10回くらい繰り返しやると○がかなり増えていることだろう。

このとき、なんとなく意味が思い出せそうなものはそのままにしておいて、まったく意味が思い出せないものに×をつけておくと、自分がどの単語が苦手なのかよりわかりやすくなるのだ

確認テスト

何回も見直したし、これでこの範囲はばっちり・・・

と思っていないだろうか。

実は、ここで止めてしまうと単語帳の効果も薄れてしまうのだ

どれだけ単語帳で暗記したとしても、実際にテストや問題の中で思い出せないと意味がない

ここは、友達と問題を出し合うなどして自分がどれだけ単語の意味を覚えているかを確認しておこう。

せっかくミニマルフレーズがあるので、ミニマルフレーズ単位で出題してもらおう。

ここで間違えてしまったものについても、×をつけておくとよい

実際のテストの前に

実際のテストの前に、単語を見直しておこう!

と思っても、単語帳は量が多すぎて範囲を復習しきれない・・・という経験はないだろうか?

そんな時に役に立つのが、これまでにつけてきた○、×の記号だ。

×が多い単語から順番に見直していくことで、自分が苦手な単語、間違えやすい単語を重点的に見直すことができる

これによって、短時間で自分の成績につながるところだけを復習することが可能になるわけだ。

まとめ

この記事では、システム英単語改訂新版を使うメリットとを使った英単語の4つのステップの覚え方について紹介した。

膨大な量の単語帳の中でも、かなり多くの人に使いやすいと感じられるのがシステム英単語の良さだ。

  • レベル別
  • 適切な意味
  • ミニマルフレーズ

と言ったシステム英単語の武器を最大限利用して、短時間で効率よく英語の成績を上げよう

 

また、この大学受験.netでは、シス単の他にも様々な英単語帳について紹介している。

以下の記事も合わせて見ておこう。

東大生が厳選!知っておきたい英語のおすすめ英単語帳10選

また、英単語の一般的な勉強法については以下の記事がオススメである。

英語の単語を本当の意味で覚える、最強の覚え方の3つのステップ