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英語の単語を本当の意味で覚える、最強の覚え方の3つのステップ

英語の成績を上昇させるのに一番手っ取り早いのが単語力を増やすことだ。

しかし、これが案外と難しい。ほとんどの中学生、高校生はなかなか効率よく単語を覚える方法を思い付かず日々苦労しているだろう。

ここでは、そんな中学生、高校生に3つのステップに分けて英単語の最強の覚え方を紹介する

この暗記法を使えば高校生、受験生諸君は最も効率よく英単語を覚えていくことができるだろう。

目次

すべてのものに通じる覚え方の原則

ここで、まずはすべての暗記物に当てはまる覚え方の原則を紹介する。

これは英単語だけでなく、どんなものにも通用するので、英単語の覚え方を学ぶ前に、この考え方を意識できるようにしよう。

すべてのものに通じる覚え方の原則は、

できるだけ短期間で、できるだけ大量に、何度も反復

である。

よく、高校生などで一回だけ英単語帳を眺めただけで覚えた気になっている人がいる。しかし、人間にはすべての情報を処理しきれないので、それを整理するための「忘却」というすばらしい機能がついている。一回覚えただけでは、必ず忘れてしまう。

では、忘れないようにするためには、どうすればよいのだろうか?

それは、早期に繰り返し同じ情報を入れて、脳を忘れないようにと刺激させることだ

Forgetting curve

このグラフは忘却曲線といわれるものだ。

このグラフからも何度も復習することで、できるだけ忘れにくくさせていることがわかる。

よって、できるだけ短期間でできるだけ大量に何度も反復することが覚え方の一番の原則なのだ。

今回紹介する覚え方もできるだけこの原則に従ったものである。是非応用していこう。

英単語の最強の覚え方の3つのステップ

いよいよ、英単語の最強の覚え方を3つのステップに分けて説明する。

これを実践すれば、単語をものすごいスピードで定着させていくだけでなく、他の暗記物にも応用できる。是非読んで実践しよう。

1周目は適度に折り返す

まずは、一日にどれくらい覚えるか決めよう。そして、それを決めたら一周目をスタートさせてほしい。

ここで気を付けることは2点である。

その日覚えた英単語はその日だけは完璧にするまで何回も覚えよう

まだ一周目なので明日には忘れてしまっても仕方がない。

しかし、その日覚えた単語をその日の単語を覚えているうちに忘れてしまっていては、意味がない。

それは、その日覚えた内に入らない。その日覚えた単語は必ず完璧にしよう。

適度に折り返して復習していこう

ほとんどの単語帳が、分野別やレベル別に章ごとに区切られている。その章を終えたら、一日か二日かけて、再度復習してほしい

これが、この覚え方の肝となる段階だ。絶対に怠ってはならない。一回目は、適度に折り返して、復習していこう。

2周目以降は単語帳が完璧になるまで何周も

次に、同じことを2周目以降は、単語帳を覚えられるようになるまで繰り返してほしい。

一周目で適度に折り返して復習しているので、単語の定着率は回数を重ねるごとに増えていくことが自分でも実感できるはずだ。

このステップの際に注意してほしいのは、

回数を重ねるごとにスピードを上げていく

ということだ。

先ほどの忘却曲線からもわかるように、すべての暗記物に通用する覚え方の原則は、短期間で何回も繰り返すことだ。スピードを上げることによって、より短期間で多くの復習ができるようになる

また、回数を重ねていくごとに、定着率が増えていくのを実感できると思うので、スピードを上げていくことは不可能ではないはずだ。

一日に覚える単語の数を増やすなどして、単語の覚えるスピードを上げつつ、単語帳を完璧に覚えられるようになるまで何周も繰り返そう。

仕上げは索引を使おう

単語帳を完璧にしたと思っていても、実際文章中で出てきたときにパッと出てこないことがある。

それは、単語帳に出てきた単語の順番などで覚えてしまっているため、前後の単語が一緒にないとすぐに意味が言えないということになっている可能性が高い。

これをなくすために、単語帳の後ろについている索引を見ても意味が言えるようにするとよい

別の順番で覚えなおすと、単語帳の順番に依存せずに意味が言えて、本当に単語帳が完璧になる。

また、索引はアルファベット順に並んでいる。

つまり、見た目的に似ている単語が前後にあるということだ。これだと、似ていて意味が最初は混同してしまうことも珍しくない。

逆に、似ている単語が周りにある状態で覚えられていれば、しっかりと一つ一つの単語を区別できている証拠なので、本当の意味で完璧に覚えられたといえる

是非、仕上げに単語帳の後ろの索引をうまく利用して、本当の意味で単語帳一冊を完璧にこなしてほしい。

その他の英単語の覚え方のコツ

これで、英単語の最強の覚え方の3つのステップがわかっただろう。

しかし、他にも知っておくといい覚え方のコツがある。

3つのステップだけでも十分であるが、このコツを知っておくと、より効率化が図れるので、続けて紹介する。

長文読解は欠かさずに

模試や入試などで、単語単体で意味を聞かれることは、少ないだろう。

ほとんどの場合、長文中に出てきた単語の意味を聞かれる場合が多い。また、単語の意味を聞かれず、長文読解に単語力を生かすだけという場合も少なくない。

より実践的に単語力を生かしていくためには、長文読解というアウトプットが欠かせない。

単語帳だけの勉強では、文章の中で単語の意味をとらえることが難しくなる。

しかし、長文読解も同時並行でやっていると、より実践的に単語力を生かすことができるようになるだけでなく、単語帳の方の単語の定着率も大きくなる。

是非、自分のやっている単語帳と同じレベルの長文を同時並行で読解する練習を続けてほしい。

(長文読解が苦手な人は、以下の記事に対策法が書いてある。これを読んで実践しよう↓)

大学受験英語の長文をサクサク読解する3レベルの対策法

単語帳は2冊使おう

これは余裕のある人だけでいいが、一冊を完璧にしたら、また同じやり方で、別の2冊目の英単語帳を完璧に暗記しよう

これは、単語帳の順番で覚えてしまっている可能性が高いのを、別の順番で覚えることで、順番に依存しないための対策の一つだ。

もちろん、索引だけでもいいのだが、これを行うことでさらなる効果が期待できる。

余力のある人は是非二冊目に突入しよう。

まとめ

以上が、暗記物の大原則を踏まえたうえでの、英語の単語の最強の覚え方、3つのステップだ。

これを実践すれば、単語力はかなり強化される。

単語力の強化は長文読解など、英語のすべての分野の基礎となる部分である。是非、この記事で紹介した覚え方を実践して、単語力をぐんぐん上げていってほしい。

(celly 東京大学理科二類在学)

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