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最強の熟語長『解体英熟語』の3種別の長所と短所

解体英熟語』という参考書をご存知であろうか。

あの有名な『速読英単語』を手がけた著者:風早寛氏による会心の熟語参考書である。

風早氏の参考書に英語の学習面で助けられたという受験生は大変多い。

そんな彼が手がける熟語学習に特化した参考書解体英熟語』は一体どのような魅力を持っているのだろうか。

 

実は、本書はブック版とカード版という二つのタイプがある。

どちらを選んで使用するかは君次第であるが、この記事を読んで自分はどちらのタイプを使用するのが向いているのかを判断する材料としていただければ幸いだ。

 

どのように活用をしていけば本書のもつ魅力を最大限にすることができるのだろうか。

ここでは、最強の英熟語参考書『解体英熟語』の特徴や、使用する上でのメリット・デメリットなどについて徹底的に解説をしていく。

 

ぜひこの記事を活用して入試で出題される英熟語で知らないものはないと言えるようになろう。

そして、早いうちに基礎を固めることでセンターや二次試験では圧倒的な得点率を手に入れよう。

目次

 『解体英熟語』とは?

解体英熟語とは、ある程度英熟語の基礎が固まっている早慶・難関国公立大志望者のためのややレベルの高い熟語の参考書である。

この熟語帳はすべて問題形式で熟語が並んでおり、より実践的な内容と成っている。

 

通常の本タイプと切り取り線がついているカードタイプが発売されている。

かなりボリュームがあり、難易度も高めであるのである程度の熟語の知識があり、英単語に関してはほぼ完璧と断言できてしまえるような受験生にオススメの一冊となっている。

 ブック版の『解体英熟語』

ブック版の『解体英熟語』は、通常の参考書と同じように本の形をとっている。

カード版と違うところは二つある。

一つ目は、本書を切り取ることができないため、本書で登場する英熟語の順番を変えることができないということだ。

そして、もう一つは形と大きさという点である。

ブック版は本の形のままであるが、カード版は切り取って単語帳のような形式にできるため、コンパクトサイズになるのだ。

 

そこでブック版を使うメリットは大きく分けて二点ある。

一つ目は、熟語の形前置詞ごとに並べられていて理解しやすいということ。

二つ目は、従来の参考書はブック型のものばかりであるので、慣れた形式のフォーマット英熟語の暗記ができるということだ。

 

これら二点を踏まえ、『解体英熟語』のブック版は普段から様々な参考書で英熟語の学習をしており、その形式に慣れている高校生にオススメだとわかる。

また、「新しく覚えたい熟語」の知識をゆっくり身につけていくことを目指している高校生の思いを実現してくれる。

そして学習への考え方として、頭の中を整理しながら少しずつ知識を蓄積していきたいと考えている君はブックタイプの使用をするべきだと言える。

 

カード版の『解体英熟語』

『解体英熟語』の特徴とも言えるのが、カード版の存在である。

カード版は本書から切り取り線に沿って切り取ることができ、そのまま単語帳のようなコンパクトサイズにして学習をすることが可能なのだ。

 

カード版を使うメリットは、以下の三点である。

  1. 順番を変えることができるので繰り返し学習をする際にスピーディーに自分でランダムな熟語の意味を確認していくことができるということ。
  2. 一つの熟語ごとにパラパラとめくることができるので、感覚的に学習をすることができるということ。
  3. 単純にコンパクトで持ち歩きやすいということ。

 

以上から、『解体英熟語』のカード版は、使用するのに場所を選ばず、慣れてくれば電車での移動中に一周演習をすることができるようになる。

そして、ある程度英熟語の知識が身についている学生にとってはブックタイプよりもカードタイプの方がより効率よく「すでに覚えたつもりの英熟語の確認」を行うことができる。

つまりこちらは効率よく演習を重ねたい受験生に向いている。

 

まとめ

ここまで、『解体英熟語』自体についての解説とそのブック版とカード版の特徴について説明をしてきた。

本書を利用することのメリットが十分に理解でき、また、自分はブック型とカード型どちらの方が向いているのかお分りいただけたことだろう。

 

いかがだっただろうか。

 

筆者は、難関大学を志すすべての受験生の英熟語必携の参考書として本書『解体英熟語』を全力でオススメしたい。

本書を使用することでかなりレベルの高い熟語の知識をインプットできるだけでなく、淡々と知識をスピーディーにアウトプットできる力をも身につけることができるのだ。

 

この記事をここまで読んでくれた君。

ぜひ、今すぐ『解体英熟語』を受験勉強用の英熟語参考書として手に取ってみてはいかがだろうか。

本書を活用することで、君の英熟語の知識だけではなく、それらの知識の入試本番での応用力飛躍的に身につくこととなるだろう。

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