今この記事を見ている人は、自分の高校で周りが優秀すぎて落ちこぼれてしまった人たちだろう。
そして、なんとしても逆転して、良い大学にはいきたいものの方法がわからず日々悩んでいる、もしくは自分には無理だと諦めきってしっている人たちも中にはいるだろう。
我々は、そのような人たちをみて非常に勿体無いと思っている。
なぜなら、適切な方法で勉強していけば、いくら落ちこぼれても、早慶や旧帝大、人によっては東大・京大などの難関大学への逆転合格は可能だからである。
また、実際に我々は中学受験、高校受験はうまく行ったのに、その後進学校で落ちこぼれてしまった多数の高校生から相談を受け、実際に指導していき、見事落ちこぼれから脱却したケースもある。
そこで今回は、進学校で落ちこぼれてしまった人たちが、難関大学に逆転合格する方法を事例も紹介して解説していく。
この記事を読めば、あなたも逆転合格ができる。
是非、ここに書いていあることを守って難関大学に逆転合格しよう!
進学校で落ちこぼれてしまう原因
まずは、進学校で落ちこぼれてしまう原因を解説していく。
進学校で落ちこぼれてしまう原因はいくつか挙げられるが、基本的に全員何らかの理由で現在やっている学校の勉強についていけなくなったことが主な原因だ。
これにはいくつかパターンがあるので順番に紹介していく。
学校の進度が早すぎる
進学校の中でも超エリート中高一貫校などに多いのが学校の進度が早すぎてついていけなくなるパターンだ。
しかもたいていこのような学校はハイスピードな進度に合わせてかなりの量の課題を出す。
学校の進度についていけなくなった人からしたら、この量の課題をいくらこなしたところで、その人の成績向上には全く繋がらない。
ただ、課題をひたすらこなすだけの状態になってしまうのだ。
また、この進度についていける同級生の人たちがほとんどという環境の中にいるので、自分が全国的に見たらかなり地頭が良いのに、全く無意味な課題をさせられているのだ。
これで劣等感を感じてしまって、自分は頭が悪いんだ、やってもできないなどと勉強のモチベーションもあがらなくなってしまう。
課題やテストを中途半端にしてしまった
高校2年生、3年生にありがちなことだが、高校1年生など昔出された課題やテストを中途半端にこなしてしまって、定着していないことが原因で落ちこぼれてしまうのだ。
これが原因で落ちこぼれてしまった人は、社会などの暗記科目はできるが、英数といった科目ができないのだ。
というのも、英数は入試や模試で得点できるようになるまでやらなければいけないことが多いからだ。
例えば、英語はまず単語と文法がある程度できていないとそもそも長文が読めない。
1年生からの単語テストをおろそかにしてしまったり、文法も比較と仮定法が結構抜けていたりすると、そもそも長文が理解できないので、問題で得点できるわけではない。
逆に社会のような暗記科目は、たいていの模試では勉強した内容が出題されればすぐ得点につながる。
しかし、英数は模試の得点の中でかなりの割合を占め、なおかつほとんどの大学で出題される科目なので、英数ができないと自ずと全体での成績が低くなってしまう。
このように、高校1年生などでやる基礎的な内容が定着していないため、英数で得点することが難しくなり、落ちこぼれてしまうというケースも存在するのだ。
部活動などが忙しく勉強時間がとれない
そもそも部活動などで勉強時間がとれないという高校生も中にはいるだろう。
しかし、現在の成績を維持していきたいのであれば、少なくとも1日3時間は勉強していかないと難しい。
部活動などがかなりハードなところは、週6日で18時ごろまで部活があり、家に着いたら20時でご飯を食べ、お風呂に入ると22:00になってしまう。
そこから勉強など眠くてできるわけがないということになるのだ。
僕も実際高校2年生のときに水泳部に所属していた。
週6で18時から3時間泳いで、帰って寝るというような生活をしていた。
当然自分で勉強する時間などなく、校内順位が80位くらい落ちてしまった。
このように、ハードな部活動をやっている人は、家に帰って勉強する暇などないくらい忙しい。
しかし、いくら学校で一生懸命授業を聞いたところで、自分で復習して定着させなければテストで得点できるようにならない。
それで、どんどん成績が落ちていってしまうのだ。
落ちこぼれは本当に逆転合格できるの?
一旦落ちこぼれてしまった人が早慶以上のレベルの大学に合格することが本当にできるのかと思う人も当然いるだろう。
なので、ここで逆転合格がどうしてできるのか、その理由について解説していきたい。
進学校で落ちこぼれてしまって、学校の進度に着いていけなくなった人は、そもそもどうして成績が伸びないのだろうか?
これは、落ちこぼれてしまって、学校の進度に対してかなり遅れをとってしまっているからだ。
なので、学校の授業をいくら今の時点から一生懸命聞いたところで、学校の課題をいくら真面目に解いたところで、それ以前のところが抜けてしまっているので、理解もできないし定着しないのだ。
しかし、そこそこの進学校に中学受験、高校受験などで、合格している人は、それなりの地頭をしっかり持っている。
特に超エリート進学校に進学して落ちこぼれてしまったケースの場合地頭は確実に日本全国の中でもトップレベルである。
なので、このような人たちは学校の進度についていくことを諦め、自分の抜けている部分を補うような勉強をすれば、確実に成績があがっていく。
あとは、これを長期的な計画をたてて実行していくことが重要なのだ。
なので、いくら逆転合格ができるといっても、その人がどれだけ抜けているかによって対策にかかる時間が変わってきてしまう。
高校3年生にもうなってしまった人は、本当に逆転合格がしたいのであれば、浪人ありきで受験計画を立てていくことが必要になってくる場合もある。
落ちこぼれから脱却する方法
ここからは、落ちこぼれから脱却するための方法を順番に書いていく。
まずは、自分が抜けている部分を知る
先ほども述べた通り、落ちこぼれから脱却するためにはまず学校の進度に着いていくことを諦めて、自分の抜けている部分をひたすら補うことが重要である。
そのためには、自分が抜けている部分がわからないと対策のしようがない。
まずは、高校1年生の問題集などをもう一度見直してみよう。
そして、解けないところなどないか順番に探していくのだ。
そして、何度も復習して完全に解けない問題が内容に順番につぶしていこう。
もし、自分が抜けている部分がどうしてもわからず何から初めて良いかわからないという人は、個別指導塾や家庭教師などで一度みてもらうことをオススメする。
どうしても集団の塾になると自分にちょうどあった指導を受けられるとは限らないので、個別の塾にいくことをオススメする。
また、我々も赤門アカデミーという塾をやっている。
この記事の下方にラインを登録することができるので、自分がいま何をすべきかわからないという人は、質問してみてほしい。
部活動が忙しい人へ
部活動が忙しい人でもなんとか部下を続けながら、勉強をする方法がある。
それは、学校の授業中に授業を聞かずに自分の勉強をすることだ。
そもそも、おちこぼれてついていけなくなってしまっては、授業を聞いても成績が伸びる見込みがない。
それに、授業をただ聞いているだけでは眠くなってしまう。
その時間を有効に使うには授業中に勉強をするしかないのだ。
僕も実際に高校2年生の時に部活動が忙しくなってしまって校内順位が下がったことがあると先ほど述べた。
その時にとっていた対策がこれだ。
この方法では、1日3〜5時間もの勉強時間を確保することができるので非常に有効である。
具体的な勉強法
最後に進学校で落ちこぼれてしまった人が実際にやるべき勉強法を教科別に紹介していく。
この勉強法では最短でも3ヶ月くらいしっかりやりこまないと成績が伸びてこないので、根気強く頑張って欲しい。
まずは英数に絞る
まずはこの英語と数学の2教科に絞って勉強することをおすすめする。
というのも、この二つの教科は模試で点数がとれるようになるまでに時間がかかるので早めの対策が必要だからだ。
なおかつこの2教科はほとんどの難関大学で入試の科目に入っている。
社会や理科、古典などは、高校3年生の夏以降からでも全然間に合う。
まずは、英数の2教科に絞ってこの二つが安定するまでは他の教科に手をつけないようにしよう。
英語の勉強法
まず英語は単語ができていないと、全く長文が読めない。
我々はシス単をオススメしているが、基本的に今持っている単語帳で良いので、すぐに単語帳をはじめよう。
英単語の覚え方は以下のサイトに載っているので参考にしてほしい。
次にやらなければいけないのは、文法だ。
英文法もある程度わかっていないと英語の長文が読めない。
学校ではおそらく、ネクステやスクランブルなどのような1000問以上の文法問題が載った問題集が配られると思う。
しかし、難易度の高い問題も多く全てやりきるのにかなりの時間がかかる。
センター試験レベルの文法をとりあえずカバーしたい場合は「英文法ベスト400」をという問題集がオススメだ。
以下のサイトに英文法の勉強法を載せているので合わせて見ておこう。
単語と文法がある程度できたら、今度は長文の勉強である。
長文の勉強は音読が命である。
復習時にしっかり音読することで、初めて見る文章でも読めるようになるのだ。
以下のサイトに長文の勉強法を載せておいたのでこちらも合わせてみておこう。
数学の勉強法
数学に関しては、まずは自分がわからなくなった、落ちこぼれてしまった分野から順番に復習をして、抜けている穴を埋めていくことが重要である。
まずは、4step、サクシード、4プロセスといった教科書傍用問題集を使って、自分の抜けている分野の問題をやっていこう。
ここでわからない問題が出てくるのは当然である。
なので、わからない問題に関しては、解答などを見て、まず理解することが重要だ。
そして、理解したら、何も見ずに答えをかけるか確認してみよう。
数学ができない人にはこのプロセスをやらない人がかなりおおい。
自分で解けるか確認しないと数学は絶対に伸びてこないので。このプロセスを絶対に怠らないことが重要だ。
また、数学は難関大学に合格するために網羅すべき問題がかなり多い。
これは青チャートなどの分厚さからよくわかる。
実際東大、京大クラスを狙うのでない限り青チャートレベルを網羅する必要はないが、それでも網羅すべき問題は少ないとは言えない。
特に落ちこぼれてから巻き返す場合、数学は1日3〜6時間は割かないとおいついてさらに成績を伸ばしていくことは難しい。
数学は特に時間がかかるということをしっかり意識してほしい。
まとめ
以上が進学校で落ちこぼれてしまった人たちが、成績を伸ばして難関大学に逆転合格するための勉強法だ。
このように、進学校で落ちこぼれてしまった人たちは、上記に書いてあるような対策法をしていけば、必ず難関大学に合格することができる。
ただし、決してこの対策をするのは容易ではない。
まず、自分にどこが足りていないのか、どこからやり直していけばいいのかという判断をあやまると回り道をすることになってしまう。
また、一番効率のよい勉強法をとったとしても、かなり勉強時間が必要であることは確かだ。
過酷な道にはなるとおもうが、現在落ちこぼれてしまっているがなんとか第一志望校に逆転合格したいと思った人たちは、ぜひ、この記事を読み終わった瞬間から対策をしてほしい。
必ず逆転合格できること間違いなしだ。
また、今自分がどのような勉強をすればよいのか、自分にはどこが抜けているのか個別に相談したい場合は下記のLineから質問してみてほしい。
赤門アカデミーの現役東大生講師が責任を持ってお答えする。