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今からなら東大も合格?大学受験を成功させる高校1年生の勉強法

高校1年生は今頃学校の最初の定期テストが終わったころだろう。

高校になると周りのレベルも変わるため、中学の頃は満点近く取れていたテストも高校になるとあまり思ったように得点できなかった人もいるだろう。

しかし、定期テストで満足した結果が残せた人も、残せなかった人も、まだ高校1年生の大半が受験を意識して勉強はしていない

それは非常に勿体無いことである。

なぜならば、高校1年生から受験を意識した勉強、いわゆる「受験勉強」というものをしっかりやっておくと、難関大学への合格率が高くなるからだ。

人によっては、東大へ合格することすら可能になる

ここでは、受験で成功させるため、第一志望に合格するための高校1年生がいまからすべき勉強法を解説していく。

大学受験をぜひ成功させたいと思う高校1年生の諸君はぜひ、この記事を読んで今日からでもここに書かれていることを実践しよう

目次

そもそも受験勉強とは?

そもそも受験勉強とはなんなのだろうか?

普通の勉強とはどうちがうのだろうか?

まだ高校1年生であまりイメージがつかめない人も多いと思うので、ここでは、受験勉強と受験を意識していない勉強を比較しながら、受験勉強について解説していく

受験を意識していない勉強

受験を意識しない勉強について先に説明する。

受験を意識していない勉強は、目標が毎回毎回の定期テストの点数で、全教科満遍なく勉強することだ。

これが、おそらく高校1年生のほとんどの人がやっている勉強ではないのだろうか?

しかも毎日勉強する人も少ない。

数学や英語といった積み重ねの科目はいくら定期テストとはいえ、毎日しっかり勉強しないと点数は取れなくなってくる

高校1年生の間はまだ良いかもしれないが、高校2年生になって内容が高度になってくると、テスト直前だけでの勉強では、点数が取れなくなってしまう。

このように、受験を意識していない勉強をしていると、高2以降の定期テストなど、色々な部分で行き詰まるところが出てきてしまう

本当の受験勉強

本当の受験勉強、つまり受験を意識した勉強とは、志望校に合わせて、各教科の適切な配分で、長期的な計画性を持って勉強していくことだ。

まず、自分の志望校の配点に合わせてどの教科をどの時期にそれぞれどの配分で勉強していくかが重要になってくる。

入試の配点が低い科目、直前期にすぐ伸びるような科目を1、2年生のころから時間をかけてやっていては、他の配点が大きく、伸びて入試で使えるようになるまでに時間のかかる科目に割ける時間がその分減ってしまう。

また、定期テストを毎回の目標とせず、入試で使う科目などはしっかり高得点を狙いに聞くが、入試で使わない科目、あまりにも入試の問題形式から逸脱している科目などは、素直に赤点ギリギリで押さえておくことも重要になる

のちに定期テストについては説明するが、このように教科それぞれにかける時間の配分もしっかり考えておくことが重要だ

また、高1の夏までにこの教科はこの問題集のどこまでを終わらせ、高2始まりにはどこどこまで、高2夏には…といった、長期的な計画で第一志望校への対策が必要になる。

この、早いうちから適切な計画を立てて、それを実行していくということが、入試の合格率をかなり大きくあげることになる

受験勉強には、適切な教科の配分と、長期的な計画を立てることがかなり重要になってくるのだ。

これを高校1年生の段階でできれば、早慶、旧帝大、東大、京大といった難関大学への合格率も飛躍的に高くなるのだ。

志望校について

前の章で受験勉強とは志望校の配点などを考えて長期的な計画性を持って勉強することだと述べた。

とするとそもそも志望校を決めないと受験勉強自体がはじめられないのではないかと思う人もいるだろう。

なので、高校1年生のうちから志望校を確定させなければいけないのかというとそういうわけではない

高校1年生のうちはとりあえず、偏差値の高い大学を志望校にしておくのがよい

理由としては、高いところから低いところへであればいくらでも志望校はさげられるからだ

少なくとも、偏差値が60以上の高校に入学している人たちは、まだ一年生のうちは、早慶や旧帝大に合格する可能性がまだあるのでこのレベルの大学をとりあえず志望校にしておくのを強くオススメする。

偏差値70以上ではれば東大、京大、医学部も夢ではない。

また、いくら自分の地頭が悪くても、MARCHや関関同立レベルの私立大学の文系にすれば、数学を捨てることができる

英語の社会はいくら地頭が悪くても、訓練次第でいくらでも伸びるので地頭が悪く数学がどうしてもできないのであれば、私立文系に絞ってひたすら英語と社会を極めるという手もある。

例えば、慶応の文系の学部は英語と社会1科目と小論文で受けられるところが多い。

小論ではあまり点数に差がつかないので英語と社会1科目で十分合格することができるのだ。

数学が苦手、いろんな教科を勉強するのがいやだという人は私立文系のMARCH、早慶レベルを志望するというてもある。

とにかく、志望校は高校1年生のうちは高めのほうが、あとでいくらでも融通が効くうえ、勉強に対するモチベーションも上がるので、志望校は高めに設定しよう

高校1年生の勉強法

いよいよ、高校1年生がするべき勉強法について具体的に解説していく。

高1のうちはとにかく英語と数学をやりまくるのがよい

というのも

  1. 2科目とも模試や入試で得点できるようになるまで、かなり時間がかかる。(特に数学は)
  2. 伸びたら成績が落ちにくい
  3. 理科社会などの選択科目、古典などは比較的直前期に伸びやすい。
  4. 数学は全ての科目の勉強法の基礎となる。

という性質があるからだ。

なので、とりあえず英語と数学を毎日集中的に勉強して、高2の後半、高3になってから理科社会などを本格的に対策しておいた方が効率が良いのだ。

平日は毎日英語と数学の勉強をして、土日などの時間がある時、定期テスト前に理科社会、古典などの科目を勉強していこう。

以下に各科目別勉強法を解説しておく。

英語

英語はまずは単語と文法をしっかりやろう

これらがある程度身についていないと、そもそも模試などで多くの配点を占めている、英語長文が全く読めなくなる。

高2や受験生で単語が原因で英語の成績自体が低い人もおり、彼らは英単語をやりこんだだけで英語の成績がグッと伸びる

これくらい英単語と英文法は重要なのだ。

 

まず、英単語についてだが、1年生のうちは学校の単語帳とは別にシステム英単語をやっておく方がよい。

学校ではおそらく授業毎に20~100ほどの英単語をテストされるところが多いだろう。

世の中にはたくさんの単語帳があり、全ての単語帳がはずれではなく、良いものもたくさんあるのだが、学校の単語帳があまりよくない場合もあるので、学校の単語帳とは別にシステム英単語を買っておくのが無難である

中学英語から怪しいというほとは、シス単ベーシックというものがあるので、こちらから始めると良い。

ちなみにシス単のベーシックは途中からシス単と全く同じになるので、300単語くらいまで終えれば、次はシス単に移っても大丈夫だ。

1日50単語ずつ覚えて300, 600単語などキリの良いところでもう一度戻って、ランダムに並べられても9割以上正解するようになれば、 次の300, 600に移るというやり方が良い

システム英単語の使い方については、以下の記事に載っているので、合わせて見ておいてほしい。

東大生直伝!システム英単語で偏差値を10上げる英単語覚え方

 

次は、英文法についてだ。

中高一貫校でない限りは、高校の英文法は入学してからの勉強になる。

学校によっては、英文法を1年かけて教える学校もあるがはっきりいってペースが遅すぎる

なので、少なくとも3ヶ月以内には一通りの英文法の分野の基礎的な問題は解けるという状態を作らなければならない。

しかし、学校でも教わってないのにどうやってと思うひともいるかもしれない。

そのときに役に立つのが、「安河内の新英語初めから丁寧に」という参考書だ。

かなりわかりやすい参考書で、大学受験.netのweb塾赤門アカデミーでもこの参考書は使っている。

今まで、数十人の生徒を見てきたが、この参考書がわからないという人は一人もいなかった。

むしろ一番わかりやすいと言ってくれている。

学校でも習っていない入門分野にはもってこいの参考書だ。

また、この参考書の欠点としては、講義本なので、問題が少ないという点だ。

なので、この参考書以外に問題集を1冊買っておくと良い。

オススメなのが、東進の英文法レベル別問題集だ。

中学の文法から怪しい人はレベル1を選ぶと良い。

中学のものが問題なければレベル2からのスタートで大丈夫だ。

また、この問題集のレベル3が完璧にになる段階まで行けば、いよいよセンター英文法の対策ができる。

こちらは英文法語法ベスト400という問題集がオススメだ。

英文法に関しては、以下の記事に詳しく書かれているのでこちらも合わせて見ておこう。

英文法をマスターできる参考書の選び方と、おすすめ参考書3点

 

次に英語長文の勉強法について解説する。

英語長文に関しては、少なくともシス単が1200単語、英文法レベル別問題集のレベル2が完璧になってから取り組むようにしよう

ここまでいったら今度はハイパートレーニングという長文問題集を使う。

高校1年生で英語のそこまで自身がないのであれば、レベル1からしっかりやっていくことをオススメする。

まず、ほとんどの高校の長文の授業は真面目に受けても意味がない。

高校の英語の長文の授業はたいてい、予習で一文一文和訳させられて、順番に解説していくとものだ。

この和訳の予習も一文一文の解説も成績を伸ばすのに全く効果がない

というのも受験では初めて見た文章を制限時間内に読解した上で、問題を解くことが要求される。

なので、いちいち和訳して読んでいたらとても間に合わないのだ。

やるべきことは制限時間ないにスムーズに和訳することなく読めるようにする訓練なのだ。

そのために必要なのが構文解析と音読である。

詳しくは以下の記事に載っているので、合わせて見ておこう。

英語長文最強の問題集、ハイパートレーニングの特徴と使い方

数学

数学はまず徹底的にやってほしいことは、4step、サクシード、4プロセスなどの、教科書傍用問題集をやりこむことだ。

とりあえず、既習範囲だけでも良いので、この問題集をやり込もう。

どの程度やりこむのかというと、何も見ずに全ての問題の解法が一瞬で思い浮かんで、実際に正しい答えが出せるところまでだ

なので、解いていて間違えた問題、わからなかった問題は、答えを読んで、理解した上で、何も見ずに1から解答を作れるかしっかり確認しよう。

また、教科書傍用問題集はかなり解答が雑なので、たまにどうしてその解法を使うのか理解ができない時がある。

その場合は、青チャート、Focus Goldなどの網羅系の問題集で類題を探すと良い

かなり詳しい解説が載っているのでよっぽどのことがない限りこれで理解ができるはずだ。

どうしてもわからない時は学校の先生や塾の先生に聞くようにしよう

また、傍用問題集にはさまざまなレベルがあるので、物によっては難関大学を目指すのに十分でない場合がある。

なので、余力があれば、網羅系の問題集でレベルの高いもの(青チャートFocus Goldなど)を使って、まだ見たことない例題などを解いておいたり、章末問題のなどの難易度の高い問題にチャレンジするとよい。

教科の配分と定期テストについて

最後にそれぞれの教科どのような配分で高校1年生のうちは勉強していれば良いのか、また定期テストではどの教科で頑張るのかということについて解説しておく。

まず、毎日の勉強は基本的に英語と数学以外はする必要がない

まずは、単語と文法をやる時間を確保して、勉強が進んでいれば、長文の音読の時間もとろう。

ざっと1時間から3時間くらいということろだ。

あとは、あるだけの時間を数学に使おう。

数学は、最低でも1日3時間はコツコツ問題を解いていかないと伸びない

休日などは6時間くらいはやってもよい。

毎日コンスタントにそれくらいに時間は稼ぐようにしよう。

他の教科については、もし、文理選択が決まっていて、理科社会で選択する科目も決まっているのであれば、その科目は土日などの時間がある休日に勉強すると良い。

 

また、定期テストについては、頑張る科目と頑張らなくても良い科目がある

基本的に数学は毎日コンスタントに問題を解いていればなんの準備もなしでテストで普通に点数が取れるはずだ。

なので、数学の定期テスト専用の勉強は必要ない。

また、英語に関しては、教科書に載っている文章がそのまま出題される高校がほとんどだ。

もし余裕があれば教科書の文章を覚えることはためにはなるので高得点を狙っても良いが、決して効率の良い方法ではないので、毎日の勉強が損なわれない、かつ他の定期テストの勉強に影響がでなければ頑張ろう

定期テストで頑張っておいてほしい科目は、社会や理科、古典などの、高3になってから本格的に受験勉強を始める科目だ。

これらは、高3になってからでも十分間に合う科目ではあるものの、一度定期テストで完璧にしておいた方が、高3になってからの定着率が大きく変わってくる。

0のものを完壁にするよりも、一度完璧にしておいたものをまた完壁にする方が断然簡単なのだ

なので、理科社会、古典などは本気で定期テストに挑んでほしい。

もちろん、入試で使うものがもう決まっている場合はその教科に限定しても大丈夫だ。

志望校別先取り科目

志望校によっては学校の進度が遅く自分で先取りをしなければいけない場合がある

今回は志望校別に先取りした方が合格率が上がる科目をご紹介する。

東大・京大・東工大(理系)

東大、京大、東工大の理系は高校によってはかなり先取りが必要になってくる

というのも、これらの大学の理系は過去問研究を行うのにかなり膨大な時間が必要である

また、過去問研究をやるにはある程度の学力がないと厳しいのだ。

なので、十分に過去問研究ができる時間が残されている時期までに過去問研究が十分できるだけの実力がついていないといけないのだ。

具体的にいうと、数学は高3になるまでに、青チャートなどの網羅系の参考書例題が数1〜数3まで完壁になっていないといけない

なのでそもそも学校の授業で高校数学の範囲が全て終わるのが高3になってからという学校は先取りをしていかないと合格が難しくなってしまう。

また、理科の2科目も教科書傍用問題集くらいはすべての範囲で完壁になっていないと間に合わなくなってしまう

灘や開成、桜蔭などの有名中高一貫校は数学の全ての範囲を高1までに終わらせてしまうのだ。

彼らとまともに戦うには先取りが必須になってくるのである。

あとで時間が足りなくなったということにならないように、これらの科目は先取りして計画的に進めていこう

旧帝大レベルの国公立の理系

このレベルになると先ほど述べた期限が高2の終わりまでではなく、高3の夏までになる。

だいたいの進学校であれば、数3はここまでには終わるので先取りが必要でなくなってくる。

(もちろんこれまでに終わらないのであれば先取りが必要だ。)

ただ、理科に関しては、まだ全ての範囲を高3の夏までに終わらせる進学校は少ない

なので、理科の全ての範囲が高3の夏までに終わらないのであれば、先取りが必要である。

文系は基本的に先取りは必要ない

文系は基本的に先取りは必要ない

その大きな理由としては、

  • 数3がないので大体の進学校が数学を高2のうちにに終えてしまう。
  • 社会は理科ほど時間がかからず、直前期でも伸びが期待しやすい。

などがある。

なので、文系を志望している学生は東大、京大志望であったとしても、先取りの必要はないのだ。

まとめ

以上が高校1年生のうちからやっておくと受験に必ず成功することができる勉強法だ。

高校1年生は、まだ受験までかなり時間があるので、長期的な計画を立てて適切な対策をしていけば、旧帝大以上の大学に合格しやすくなる。

東大や京大も夢ではなくなってくるのだ。

この記事を読んだあなたは、読んだこの瞬間からこの記事を参考にして受験を意識しながら勉強していこう

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