東大英語では、リスニングが存在する。
それは、ただのリスニングではなく、英語の時間と得点全体のカギを握っている。
それにもかかわらず、リスニング自体が苦手、あるいはリスニングは人並みにできるが東大英語となると…という人は少なくない。
そんな人たちのために東大英語のリスニングの参考書として有名な「灘高キムタツの東大リスニング」(以下キムタツリスニング)を使った勉強法を解説する。
この記事をみて対策すれば、東大英語のリスニングは満点も夢ではなくなる。
事前準備
東大英語のリスニング対策をするうえで、キムタツリスニングは確かにとても良い参考書だ。
しかし、リスニングが全くできない人にはお勧めしない。
なぜならば、リスイニングが全くできない人は、英語を音ではなく文字としてしか認識していない。
こんな状態でリスニング対策をしても全くできず、問題の無駄遣いになるだけだ。
よって、リスニングが苦手な人がまずすべきは、英語の文字と音の対応付けである。
これができる対策法は以下の記事に詳しく書いてある。
まずはこれを読んで、リスニングがある程度できるようになろう。↓
英語のリスニング弱者がリスニングマスターになるための2つの勉強法
キムタツリスニングを使った対策法
リスニングがある程度できるようなったら(センターレベル)今度はキムタツリスニングを使った対策をしていこう。
ここでは、まずキムタツリスニングを使うメリットとその使い方を解説する。
キムタツリスニングのメリット
キムタツを使うメリットは主にまとめると主に以下の三つだ。
- 東大の問題形式の問題で練習できる。
- 30題ものっており、練習するには十分適切な量だ。
- レベルが段階的に上がっていき、順調に東大レベルに近づける。
このように、実際に東大の問題形式で、適切な量で段階的にトレーニングできるので、キムタツリスニングは東大英語リスニング対策には、最適なのだ。
是非このキムタツリスニングを使っていこう。
キムタツリスニングの使い方
ここでは、キムタツリスニングを使ったリスニング対策の3つのステップを紹介する。
このやり方に従えば、必ず得点は上がる。
まずは問題を解こう
基本的にテキストは段階的にレベルが上がっていくので最初から、順番に解いていけばよい。
まずは、問題を、音声を聞いて解いていこう。
これで、自分がどの程度できるのかわかるはずだ。
もし、簡単すぎたら、次にいってしまおう。
9割以下が聞き取れない場合は、次のステップで徹底的に復習していこう。
スクリプトを使って復習しよう
キムタツリスニングには、スクリプトがついている。
ここで、問題を解いてみて、聞き取れない箇所が1割以上ある場合は、スクリプトを使った復習をしよう。
やることとしては、まずはその問題のスクリプトを読もう。
読んで文字の情報を頭に入れるのだ。
次に、音声を流しながら一緒に読んでいこう。
ここで、文字と音の対応付けを行うのだ。
この過程はリスニング力を上げるうえで、非常に大切なプロセスだ。
ここは絶対にしっかりやろう。
問題を解きなおそう
スクリプトの復習で文字と音の対応付けができたら、次は問題の解きなおしだ。
しっかりと何も見ずに解けるか確認しよう。
以上が、キムタツリスニングを進める3つのステップだ。
このようにキムタツリスニングを進めていき、1ヶ月に一周のペースで進めていこう。
まとめ
以上が「灘高キムタツの東大リスニング」を使った東大リスニング対策だ。
これを実践していけば、リスニング力が普通の人もしっかりと東大レベルまで引き上げることができる。
本番も満点を狙うことが可能になってくるのだ。