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超直前!受験会場のホテルでの過ごし方とは?

本命でもお試し受験でも、遠方の大学を一つでも受験するという高校生は多いのではないだろうか。

遠方の受験会場ならば、早めにそちらの地域へ行きホテルに泊まるのがおすすめである。

当日の早朝に家を出発して飛行機ないし新幹線で行くというのは、遅延などのリスクを考慮していないと言えるからだ。

 

では、受験の前日という超直前期緊張した状態でのホテルでの過ごし方はどのようにするといいのだろうか。

今回は、受験生に向けて受験前のホテルでの過ごし方を徹底的に伝授しよう。

この記事を読んだ君は、ぜひこの方法を参考にして最高のコンディションで入試に挑めるような過ごし方を実践しよう。

目次

ホテルでの勉強内容とは

もちろん、ホテルに泊まるのは入試まで数日とない時期であろう。

大いに切羽詰まり焦っていることが今からでも想像できる。

 

それでは、ホテルではどのような勉強をするといいのだろうか。

以下で見ていくこととする。

 

簡単なことの暗記

受験超直前期の勉強内容として、簡単に理解して頭に入れることができるものがおすすめである。

なぜなら、知識量の増加を自分で実感することが当日への精神安定剤になるからだ。

 

では、具体的にどのようなものを暗記するといいのだろうか。

おすすめのものを提示していくこととする。

  • 現代文の試験で頻出の漢字
  • 英語の発音、アクセント問題

以上のようなものである。

サクサクと書き取り、口ずさんでいるだけで覚えられるようなものだろう。

これらを一通りざっと見て、知識の埋め合わせと同時に自信をつけよう。

ノートの見直し

自分で作成したノートを見直すということもおすすめの勉強方法だ。

自作のノートというのは、言うならば自分専用の参考書のようなものだ。

きっと受験生のみんなは、受験勉強をしているなかで自分だけのノートを作ることになる。

そこには、自分がわからなかったことや解けなかった問題にマーカーが引いてあったり、自分で意識して覚えたいことを目立つ字で書いていたりする。

 

自作ノート以上に自分が見て分かりやすい参考書はないのだ。

ぜひとも、入試本番直前のホテルではノートを見返して知識の補充と確認を行って欲しい。

赤本の再現

きっと本命度の高い志望校であれば、幾度となく赤本は繰り返しといたことだろう。

なんども解き直したため答えを暗記してしまったほどかもしれない。

 

その赤本を、今一度見返すことを推奨する。

そうすることで、志望校の入試の出題形態を確認することができるだけでなく、一度といたことがあるため解ける問題だらけである事実は当日の自分への自信につながるのだ。

 

このように、当日になって焦ることがないように自分で確実にできることを勉強するのが受験直前のホテルの勉強内容として大変おすすめなのである。

ホテルでのリラックス方法とは

もちろん、ホテルでずっと勉強しているわけではない。

移動時間の疲れを癒したり、のんびり過ごして来る入試本番への精神統一をしたりと様々な過ごし方がある。

 

ここでは、ホテルでのおすすめのリラックス方法を紹介する。

ぜひとも有効なリラックス時間を過ごし、精神的にも身体的にも万全の状態を作ろう。

親や恩師へ連絡する

ホテルにが同伴していないならば、親に電話をしてみよう。

きっと誰よりも君自信のことを心配している両親は、きっと君のために応援の言葉を投げてくれるはずだ。

 

親がホテルに同伴しているあるいは親に連絡をすることがどうしても恥ずかしいという場合は、お世話になった恩師に、無事現地のホテルに着いたという旨を連絡しよう。

 

両親、先生、どちらにせよ君の間近で君の努力を見守ってきた人たちだ。

その人たちと連絡をすることで、当日絶対に合格してやろうという思いを鼓舞してもらったり、追い詰められた精神を癒してもらったりすることができる。

今までの勉強記録を見直す

受験生諸君

君たちは、なんらかの形で学習の記録というものを残しているだろうか。

 

学校の定期試験に向けての勉強計画表や振り返り表でも、毎日の学習時間をしるすだけの覚書でもよい。

こういったものたちは、いざ受験本番を控えた時に非常に役にたつ。

 

ぜひ、受験前夜のホテルで今までの自分の学習記録を見直してみて欲しい。

もし無かったとしたら、演習に使っていたボロボロのノート付箋だらけの参考書を見てみよう。

とにかく、「これだけ自分は努力をしてきたんだから、本番で失敗をするはずがない」と暗示をかけるための材料を準備するのだ。

 

超直前期の受験生は、勉強という行為でしか安心をすることができない

勉強したという事実だけで心が安らぐなら、揺るがぬ努力の証拠としてこれまでの自分の勉強の足跡を書き留めたものを準備するとよい。

 

ぜひ、ホテルでは今までの勉強の記録を見直し、気持ちを落ち着けよう

 音楽を聴く

まずは、こちらの記事を読んでみて欲しい。

最高の学習時間を提供!勉強中におすすめの音楽10選

 

受験生におすすめの曲というのは非常に多くあり、近年だと「受験ソング」などというカテゴリさえできつつある。

そんな中で、自分だけの受験ソングを見つけることができただろうか。

 

いつも聴きながら勉強をしていた思い出の曲を、ホテルで一度聞いてみよう

 

きっと、普段の勉強をしていた時と同じような調子になることができる。

やはり受験を控えたものにとって普段と違う環境に陥ることが一番良くない。

普段通りの調子で、普段の模試と同じように試験を解きおわることが理想とされる。

 

好きな曲を聴き、勉強を頑張っていた日々に思いを馳せて来る入学試験に備えよう。

 

このように、様々なリラックス方法がある。

自分なりの方法を見つけ、とにかく心を落ち着けることを心がけよう。

 

 これはNG!ホテルでやってはいけないこと

実は、受験直前の宿泊では絶対にやらないほうがいいことが複数ある。

 

もちろんこれをやってしまったら確実に不合格になってしまうなどということはないが、あまりおすすめできない行為であることは知っておいて欲しい。

以下で説明するので、参考にしよう。

テレビやSNSを見る

受験生がやりがちなのが、これだ。

勉強を詰め込む気にもなれず、ふとテレビを見たりSNSを閲覧する。

 

もちろん気晴らしには最適なのかもしれないが、それらの娯楽媒体はあっという間に時間が過ぎ、あとから焦りを生じさせる原因になりやすいのだ。

 

また、SNSではどうしても他人のリアルタイムな情報が手に入る。

遊んでばかりいる後輩の投稿や、一足先に合格したという同級生の報告などを目にすると心が乱されてしまう。

 

これらのリスクを踏まえ、テレビ、SNSの閲覧はおすすめすることができない

 友達と宿泊する

志望校が同じ友人がいると、一緒の部屋に泊まった方が気楽だし節約にもなるという考えをする受験生は多くいる。

しかし、友人同士でホテルに泊まることはあってはならないことである。

 

なぜなら、友人と泊まるとどうしても雑談が多くなってしまうからだ。

また、受験する学校への思いの違いなどによって温度差が生じ、トラブルを引き起こす可能性もある。

 

それに、見知らぬ地に友人と行くことでどうしても遊び気分になってしまうことがある。

あとあとから後悔をすることのないよう、信頼できる友人と一緒だからと言って友達と宿泊するのはやめよう

 

一方で、親とホテルで宿泊するのはかなりのおすすめである。

親の同伴であれば旅の準備や片付けなど、手間になる作業を親がやってくれることが多く、様々な面で助けてもらうことができるからだ。

 

なにより、親の存在は心強いものとなる。

 

このように、友人とホテルに泊まることはNGであり、逆に親の同伴はかなり推奨することができる。

 前の試験を振り返る

センター試験私立の一般入試など、様々な試験をすでに終えた状態でホテルに泊まっている受験生も多いことだろう。

 

しかし、ここで絶対にやってはいけないのがセンター試験の見直し私立の自己採点である。

なぜなら、時間を割くうえにメリットがないからだ。

 

もし点数が良くてもだらけてしまい悪ければ入試直前に自信を失う

そして、次の日の入試のことばかりに集中せねばならない状況であるのにすでに終わった試験に気がむいてしまうのだ。

 

そうなっては、当日のパフォーマンスに影響が出る。

絶対にセンターやすでに終わった入試の振り返りはしないようにしよう。

 難しい問題の演習をする

先ほどの勉強法についての章で述べたことの言い換えになるが、受験直前の勉強におすすめの勉強法は簡単なことの暗記であると同時に、ぜったいにおすすめできない勉強法難しい発展問題を解くことである。

 

たった一日や二日では発展的な問題を一から理解する時間はなく、もし理解できなかったら当日に不安が残ってしまうだけだ。

また、理解できない可能性を考えると回答する時間さえも無駄にしてしまうことになる。

 

残り時間が限られているので、時間を大切にし確実に勉強を進めたい。

そこで難航することが予想される問題はホテルに宿泊するという段階に至ってはもう見て見ぬ振りをするようにしよう。

まとめ

ここまで、受験当日完璧なコンディションで入試に挑むことができるホテルでの過ごし方を説明してきた。

 

いかがだっただろうか。

ホテルでは勉強もリラックスもすることができ、残された時間は少ないとはいえどできることは多い

 

残り数時間を無駄にしないように、宿泊前からどのように過ごすか考えておいてはいかがだろうか。

結論から言えば、入試直前に調整できるのは学力ではなく精神面だけだということである。

これまでの自分の努力の足跡を見つめ、心を落ち着けることがもっとも大事だ。

 

入試本番はたった一人での戦いになる。

ぜひともここで紹介したホテルでの過ごし方を実践し、入試本番での孤独に打ち勝てるように英気を養ってほしい。

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