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あなたは朝型?夜型?勉強効果を最大限に高める時間帯とは

なんとなく夜型よりも朝型の勉強の方がいいような気がするが、どうしても夜に勉強してしまうという受験生は多いのではないだろうか。

では、そもそもなぜ夜型よりも朝型学習の方がいいという通念があるのか?

どのような点で朝型の学習は夜型学習よりも優れているのだろう。

 

また、あまりオススメされていないようだが夜型学習だからこそのメリットはないのだろうか。

今回は朝型学習と夜型学習の違いをそれぞれのメリットとデメリットに注目しながら徹底的に紐解いていきたい。

目次

 朝型学習と夜型学習

学習効果が高く、健康にも良いと言われているのが朝型学習である。

しかし、他にも朝型学習は昔から勧められている理由があるのだ。

それは、果たしてどんな理由なのだろうか。

そして、どういった点で夜型学習は劣っているのだろうか。

以下で朝型学習をすることのメリットと、それに伴って存在する夜型学習のデメリットを紹介していきたい。

朝型学習の特徴

朝型学習には数え切れないほどのメリットが存在する。

今回は代表的なことを三つ紹介しようと考える。

頭に入りやすい

一点目は、他の時間帯よりも勉強した内容が頭に入ってきやすいということだ。

寝起きから数十分経った後、人は頭の中がスッキリした覚醒状態になる。

一晩眠ってさっぱりし、整理がついた頭と、一日すごしてごちゃついた頭、どちらの方があたらしく知識を詰め込みやすいかということは一目瞭然であるはずだ。

 

知識を吸収しやすい状態を作ることが簡単にできる、それが朝型学習の一つ目のメリットである。

脳と健康に良い

二点目は、朝に勉強行為を行うことは脳に非常によく、健康にも良い効果をもたらしてくれるということである。

勉強を朝にすると、一日の早い段階で脳が活性化する。

そうすれば勉強をし終えてからも一日をしっかり目覚めた頭で過ごすことができるのだ。

 

そして、早起きの習慣がつけば自ずと夜更かしの習慣もつかない。

早寝早起きをすれば整った食生活のリズムも伴い、それらを達成できれば意識せずとも健康的な毎日を送ることができる。

 

健康になるために朝型学習をしろといっているわけではない。

ただ、学習をしながらでも受験直前期にそなえて万全の体づくりをしていくことができるということを知っておいて欲しい。
ほかにここまでオイシイ体づくりの方法があることだろうか。

入試の時間帯に体を慣らす

3点目は、体を入試の時間帯に合わせることができるということだ。

 

入試の時間帯に体を合わせる、と言われてピンと来る人はほとんどいない。

これから説明していくこととしよう。

 

夕方から開催される入試や模擬試験が一度でも行われたことがあるだろうか。

答えはノーだ。

ある程度の入試が9時や10時に開始されている。

 

そんな入試本番、頭がその時間帯に冴えているのは朝型人間と夜型人間のどちらだろうか。

 

人より早い時間に起きる習慣がついている人にとっては、9時や10時などは目が覚めて一通り学習をし終え、脳の働きが最も活発になっている時間帯なのである。

そんな状態で入試を受けることができたならば、自分の持てる実力を最大限に発揮できるに違いない。

 夜型学習の特徴

先ほどまでの章で、朝型学習の魅力を十分にお伝えした。

しかし、多くの受験生が夜型学習を行っているのが現状であろう。

 

なぜなら、勉強以前に深夜遅くまで友人と連絡を取り合っていたりテレビ番組を見ていたりとそもそも夜型体質の高校生が近年飛躍的に増えているからだ。

君たちにとって、今から無理やり朝型に移行するよりも夜に勉強をした方が造作もないことのように感じているはずだ。

 

では、今から夜型学習をあまりお勧めできない理由を紹介していくこととしよう。

友達との連絡をしながらの勉強

一点目は、たくさん友達から連絡がくる時間帯だということだ。

23時や24時に家で勉強をしていたら、友達からLINEの通知がきてつい小一時間携帯をいじってしまったという経験がある人は少なくないはずだ。

君だけでなく、みんな夜型の人間なのだ。

彼らは皆夜に連絡を取る

 

でも、考えてみて欲しい。

せっかくの友達とのコミュニケーションの時間は、勉強をやりながら、ではなくリラックスした状態で臨みたいものではないか?

夜に勉強をしながら友人との連絡もとると、どちらも疎かになってしまう危険性が高いのだ。

寝落ちしてしまう

二点目は、寝落ちの可能性が非常に高いということだ。

勉強をしていたら眠くなって途中で寝てしまうと、脳を無理やり働かせた状態で眠ったことになるので疲れが取れにくい。

さらには、どこまで学習した状態で寝てしまったのかの記憶が曖昧にしか残らないであろうから、寝る直前の学習内容を無駄にしてしまうことが多いのだ。

 

集中していない体に鞭を打って無理に勉強をするよりも、一旦寝てスッキリしてから勉強をした方がいいのだ。

勉強の時間帯を調整する方法

ここまで、夜型と比較した時の朝型学習の魅力について伝えてきた。

では、どのようにすれば朝型学習に移行することができるのか。

 

はじめのうちはなかなか朝早く起きることは難しい

しかし、体を一度慣らしてしまえば簡単である。

まずはここで、一旦朝型になってみるための方法を紹介しよう。

 

朝の目覚めをスッキリさせる手段として、コーヒーはかなり有効である、

最近様々な栄養ドリンクが販売されているが、コーヒーは効果が大きい上に健康へ有害な物質も少ない。

朝起きて一杯のホットコーヒーを飲む。

そうすることで体が落ち着きを保ちながら目覚めてくことができる。

 

また、学習の前に朝ごはんを食べるのも一つの手段だ。

なぜなら、ゆっくり食べ物を噛みしめることで脳がしっかり目覚めるからだ。

 

このように、体や脳をゆっくりと起こしてやることが大切なのだ。

そして気持ち良い目覚めが手に入ったならば、きっと有効に朝学習の時間を使えるだろう。

 まとめ

ここまで朝型学習夜型学習の特徴について話をしてきた。

いかがだっただろうか。

 

夜型の人でも、簡単にメリットがたくさんある朝型学習に乗り換えることができるということが分かったのではないだろうか。
人によって向き・不向きの勉強時間帯があることは十分承知している。

 

しかし、一般論として朝型学習が非常に魅力的なことは知っておいて欲しい。

 

この記事を読んでくれた君。

ぜひ明日から朝型学習を実践して、素晴らしい学習時間を確保するとともに入試のための体づくりをしていこう。

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