君たちは、東大の理科三類(理三)を知っているだろうか?

もちろん東大受験者なら必ず知っているだろう。

 

また、医学部受験を考えている人も知っている。

 

知ってのとおり理科三類は東大の中でもかなり難しく、京大医学部と並んで、日本で最難関だといわれている。

 

そんな、理三のことだが具体的にどんな問題を受けてどれくらいの点数を取れば合格するのか、また入学したらどのような学生生活を送るのか具体的に知っている人は少ないだろう。

 

ここでは、理三の具体的な解説とともにその受験について詳しく説明する。

東大理三とは?

まず、ここでは、東大理三の具体的な説明をする。

誰もが、最難関であることは知っているだろうが、その具体的な説明ができるものは少ないだろう。

受験のトップについて詳しく知ろう!

東大の科類

東大は、1,2年生の時点では工学部、法学部、理学部といった具体的な専門分野の決まった学部に所属していない。

皆入学するとともに、前期教養学部という一般教養を学ぶところに入ることになる。

 

しかし、その中で3000人もの生徒分類が全くないかというとそうではない。

入学するときに科類というものを決めて入学する。

 

科類は以下の6つである。

 

文系:文科一類、文科二類、文科三類

理系:理科一類、理科二類、理科三類

 

学部は2年生に選択するのだが、どの科類にいるかによって、どの学部に行きやすいかが決まってくる。(成績が良ければどこでもいける)

その中で、理科三類は医学部医学科へ行きやすい科類なのだ。

理三と医学部医学部医学科

医学部医学科へ行きやすいといったが、どれくらい行きやすいのだろうか?

それは、学内に入って少しサボっていても簡単に行けてしまう程度である。

比率でいうと今年の理科三類の医学部医学科への進学率は99%だ。

 

では、どれくらい他の科類から医学部医学科へ行きにくいのだろうか?

理科二類からは約500人中10人が進学可能である。

実に2%だ

それ以外の科類からは約2500人中たった2人しか行けないのだ。

比率にするとなんと0.02%である

 

これで、理三に入ってしまえばどれだけ医学部医学科へ進学しやすいか、また他の科類からはどれだけ医学部医学科に進学しにくいかがわかっただろう。

東大で医者になりたければ、ほぼ絶対に理科三類を受験しなければならないのだ

入学後の学生生活

君たち高校生、浪人生は、入試のことばかり気になるだろうが、入ってからの情報も必要であろう。

ここでは、理三の入学後の学生生活について説明する。

1,2年生(前期課程)

入学したら東大生はまず、選択した第二外国語ごとに40人くらいにクラスに分けされる。

その中で、理科三類は理科二類の人たちと一緒のクラスになる。

必修もすべて、理科二類とともにうけることになる。

つまり、学部が決まるまでは、理科二類の学生たちとあまり変わらない。

 

万が一、理科三類に入学したが、医学部医学科に進学したくないという人は、どうするのだろうか?

そうなった場合は、理科二類のひとたちと同等の扱いを学部選択において受けることになる。

3年生以上(後期過程)

後期課程では、本格的に医学部医学科の専門分野、医者になるための学習が始まる。

他の医学部と同様に卒業するのに6かかる。

 

ちなみに、東大の医師の国家試験の合格率は9割以上で、理三に入学して真面目に勉強さえしていれば、ほぼ高確率で医師になることができる

さすがは、日本一のエリートというわけだ。

東大理科三類の入試

上では、理三の概要が具体的にわかっただろう。

東大の医学部医学科だとほぼおもってもらっても間違いない。

では、いよいよ皆が一番気になる東大理三の入試について詳しく説明する。

理三の定員と倍率

先ほど、東大は学部がなく科類というものを選んでそこに出願するといった。

その中で、東大の理三の定員はどれくらいなのだろうか?

 

以下に、それぞれの科類のだいたいの定員を記す。

 

文科一類:約500人

文科二類:約500人

文科三類:約500人

理科一類:約1000人

理科二類:約500人

理科三類:約100人

 

このように、他の科類に比べてかなり少ないことがわかる。

 

では、倍率はどうなのだろうか?

二次試験の倍率は以下の様になっている。

 

文科一類:3.0倍

文科二類:3.0倍

文科三類:3.0倍

理科一類:2.5倍

理科二類:3.5倍

理科三類:4.0倍

 

このように、倍率も一番高い

 

これだけでも、東大理三の難しさがわかるだろう

 

また、二次試験の倍率になるまでにセンター試験の点数による第一次選抜(通称足切り)が行われる。

これについては以下の記事で説明しているので合わせてみておこう。

東大受験の仕組みと対策を、現役東大生が受験初心者向けに解説してみる

東大理三の入試問題

理三は日本最難関と言われている東大の中でもかなり難しいレベルだ。

では、どんな入試問題を受けることになるのだろうか?

 

実は理三は他の理系の東大受験者と入試問題は同じなのだ

東大では、国語と数学は文系と理系で一部の問題が同じで、英語は全く同じ問題を扱っている。

文系の科類では社会はすべて同じで、理系の科類では理科がすべて同じ問題となっている。

 

東大受験についてあまり知らない人はかなり、驚いたのではないか?

合格点

問題が同じであるならば、理三の合格点は他の科類と比べてどのようになっているのだろうか?

 

東大の入試はすべての科類において550点満点である。

そのうちの合格点を以下に示す。(2016年度)

 

文科一類:352点

文科二類:349点

文科三類:344点

理科一類:328点

理科二類:315点

理科三類:389点

 

このように、やはり理科三類の合格点が一番高い

同じ問題を受けている他の理系の科類とは60点以上も異なっている。

 

やはり、東大の理三は他の東大の科類と比べてかなり難しいことが分かっただろう。

まとめ

以上が東大の理三について、どのような科類なのか、どのような入試問題をうけることになるのかわかっただろう。

 

定員、合格点からはかなり難しいことがわかっただろう。

 

東大や東大理三に少しでも興味のある人は是非もっと入試情報を得ていこう

 

また、このサイトにはこの記事以外に東大に関する記事、東大入試の対策法が詳しく書かれている記事が存在するので以下を参考にしてほしい。

東大入試対策法