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東大生の実態に迫る!?現役東大生の東大キャンパスライフ

東大生、というとみなさんはどのような人物像をイメージするだろうか?

変人、変わり者、がり勉というのが最近のイメージかもしれない。

では、実際の東大生はどのようなキャンパスライフを送っているのだろう?

今回はそんな東大生のキャンパスライフにスポットライトを当てて、紹介してみたい。

自分のキャンパスライフをイメージするときの参考にしてほしい。

目次

講義

やはり大学生活の根本となるのは大学での授業だ。

少々複雑だが、東大では1・2年生を前期教養学部という学部で学ぶことになっている。

この前期教養学部というのは、各自の専門の分け隔てが比較的少なく、学部学科にとらわれずに自分の好きな授業をとることができる学部で、それぞれが自分の興味にあった時間割を組み、授業を受けることになる。

ALESAや初年次ゼミナールなど、東大生ならだれもが受けている授業を受けることで、少しずつ大学生活に慣れることができるだろう。

 

この後の3・4年生の時の専門はこの時点ではまだ決まっておらず、このときに受けた授業から専門を決める学生も少なくない

3・4年生になると、それぞれの学部・学科に進むことになる。

キャンパスも駒場に残る人と本郷に移る人に分かれるのだ。

後期課程では、前期教養とは打って変わって自分の専門に集中して授業を受けることができる。

また、研究室に入れば実験をすることになるので、特に理系はこれまでよりもうんと自分の専門分野に携わる時間が多くなるだろう。

しかし、制度上は他の学科の授業を受けることも可能なので、単位をそろえるため、あるいは教職(先生になるために必要な資格)などをとるために他学部の授業を受ける人もいる。

大学の講義は高校の時とは違ってすべてが決められているわけでなく、自分の興味にあった時間割を作ることができるのがメリットなのだ。

テスト

さて、毎日少しずつ行われる講義を受け終えた後に待っているのがテストだ。

東大ではクラスごとに「シケ対」(試験対策係の略かと思われる)がいて、その係がある授業はそれを頼りにしつつ勉強を行っていくことになる。

クラスで協力して勉強を行うのもまた一つの醍醐味と言えるだろう。

特に前期課程ではテストの点数含めた成績が後期課程での進学先を決めるための指標になるので、受験さながらに気合が入る人も少なくないようだ。

サークル

次に皆さんに紹介したいのはサークルだ。

ひとえにサークルと言っても色々なものがある。

運動会など、そもそもサークルではなく「部活」という呼称を使っているところで、他大学との大会での優勝に向けて日夜練習に励む部活もあれば、純粋に趣味としてスポーツや音楽をゆるく楽しむ団体など、その活動内容は幅広い。

特に東大は、インカレサークルということで、東大生のみならず他の大学の大学生との合同サークルも多く存在し、他大学との交流が多くみられる。

長期休暇中にはサークルで他の地方に出かけ、合宿を行っているところも多く、長期休暇中の楽しみの一つともいえるだろう。

また、サークルで合う仲間とはサークルに限らず、大学生活のありとあらゆるタイミングにおいて一緒に行動することもあるかもしれない。

いずれにしても、大学生活にとって非常に大きな部分を占めることになるだろう。

サークルには大学に入学してすぐ入ることになるが、自分がどれくらい時間をさけるか、他にやりたいこととの兼ね合いなども考えて選ぼう。

バイト

大学生活の中で、意外と時間をかけることになるのがバイトだ。

東大生は特に、家庭教師塾講師などのバイトを行うことが多い。

時給が高く、また受験での成功体験があることから採用される確率も高いのがその原因であるだろう。

しかし、大学生活においてバイトは時として単なるお金稼ぎの手段にとどまらず、様々な機会を与えてくれる場となることが多い。

これまで同年代の人だけがいた高校や予備校という場と違い、バイトで出ていく場所、ともに働く人々は年齢も違えば地位も違う人々だ。

そんな中で働くことにより、少しずつ社会について学ぶことができるだろう。

また、家庭教師や塾講師だけではなく、飲食や特色あるバイトをしている東大生も多い。

様々な職種のなかで自分の能力・興味・伸ばしたい力を考慮してバイトを選ぶことで、バイトの時間もより実りある時間にすることができる。(当然、時給も大事だ)

バイトでも大学生バイトが多いところではバイト同士で仲良くなり、旅行などに行くこともある。

その時のコミュニティーを大事にすることが大切だ。

イベント

ここまでは通年である大学生活の日常について紹介してきた。

しかし大学生には一年のうちその時々で様々なイベントがある。

ここではそんな大学生にとって欠かせないイベントについて紹介していきたい。

学園祭

東大に入って一か月、なんとか授業にも少しだけ慣れてきたか・・・と思っているときにやってくるのが五月祭である。

この五月祭は本郷キャンパスで行われる東大の学園祭で、東大ブームがめざましい昨今ではテレビなどの取材も多く入っている。

そんな五月祭で、1年生は例年、各クラスが出店を行うことになっている。

それぞれのクラスでメニューを考え、準備から販売までを行う。

ここでクラスの中が深まり、今後の大学生活の大きなターニングポイントになるというものだ。

また、秋には駒場祭もあり、ここでも出店を行うクラスもある。

各サークルの発表なども行われており、大学における1大イベントと言えるだろう。

長期休暇

大学生活で初めてのテストも終わり、いよいよやってくるのが夏休みだ。

大学の休暇は高校と違い、かなり長くなっている。

そこでどんなことをするかも自由だ。

サークルの合宿があり、終わってみれば授業中よりも忙しかった、という人もいれば、バイトに精を出してたんまり稼いだ、という人もいるだろう。

久々に地元に帰省して地元の友達と遊んだり、免許合宿や短期留学などで長めの旅行に行けたりするのも大学生ならではである。

長い休み、活発に活動するもよし、休むもよし、と言ったところだろうか。

といっても、なんだかんだ結局忙しかった、という人が多そうだが。

東大ではサマープログラムの応募の支援が行われているなど、夏休みでも自分の成長に事欠かない。

また、3年生からはサマーインターンに行く人も多い。

自分の人生設計に合わせた休暇計画が求められるだろう。

まとめ

東大生のキャンパスライフについて解説した。

キャンパスライフを受験生のうちに考えるのは、気が早い気もするがその分モチベーションアップにつながるし、大学に入学した後も支えとなる。

この記事を読んで、少しでも東大キャンパスライフについて詳しくなれていたら幸いである。

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