これから東京大学を受験しようと志している諸君は,東大での学生生活はどんなものだろうかと今から気になっていることだろう。

東大に入学すると,最初の手続きの際に生協の組合へ加入することになる。

この生協という組織には,キャンパスで生活するにあたって誰もが世話になる。

例えば食堂や購買部は全て生協が運営している店舗だし,これらを一切利用せずに過ごす東大生はなかなかいない。

本記事では,そんな大学生活と切っても切れない関係にある東大の生協について,どのようなサービスがあるのか,どのように活用できるのかを詳しく紹介していきたいと思う。

既に東大生の方にももちろん,これから東大に入学する・入学したいという方にも是非役立ててもらいたい。

そもそも東大生協とは

本記事ではわかりやすいように東大生協と呼んでいるが,実際のところ全国の大学は共通の生協組織に加入しており,どの大学でもだいたい似たようなサービスを受けることができる。

生協というのは生活協同組合の略であり,共同体の構成員が豊かな生活を求めて各種のサービスを自主運営していく組織のことを言う。

ここで言う共同体とは,各自治体や企業,大学など様々である。

つまり東大生協も,組合員から出資金を預かる代わりに,安価な商品や便利なサービスを提供しているのである。

東大生協での出資金は16,000円となっている。

これは大学入学の際の手続きで集金され,また大学を卒業する際に全額返還される。もちろん加入を拒否することも可能だ。

東大生協で利用できるサービスとしては,主に購買部・書籍部・食堂の3つがある。

これからこの3つをどのように利用すれば良いかを解説していこう。

東大生協のサービスとその利用方法

購買部

最初に紹介するのは生協の購買部である。

購買部とは簡単に言うと大学キャンパスの中にあるコンビニのようなものである。

特に食べ物飲み物や文房具を数多く扱っている。

生協オリジナルの弁当は安価で量もしっかりしていることから大変人気で,昼休みの店内は昼食を求める学生でごった返す。

時には特定の商品をセールで大々的に売り出したりもする。

特に毎年11月11日のポッキーの日あたりには,大量のポッキーが特設の棚に積まれ,キャンパス内ではポッキーをつまむ学生をあちらこちらで見かけるようになる。

またノートやペンを始めとする文房具も多種多様に揃えている。

コピー用紙やインクまで買うことができるので,街中のちょっとした文具店にも負けない品揃えだと言える。

電子辞書も扱っており,東大に入学したての1年生は第二外国語にも対応した電子辞書を生協で購入する人が多い。

珍しい商品としては,体育会系向けのプロテインや,理系の学生向けの実験用白衣なんかも売っている。

さらにUSBメモリやイヤホン,Macのパソコンまでちょっとした電化製品も買うことができる。

東大のロゴが入ったクッキー・チョコレート,ハンカチやネクタイなどの東大グッズ・記念品もここで買うことができ,東大のお土産に最適である。

生協ならではの特徴として,あの商品を売って欲しいなどの要望を一言シートに書いて投函すると,問題がなければ実際に入荷してくれる。過去には一言カードの要望に応えて,ラブ◯イブのカード入りウエハースが棚に並んだこともある。

書籍部

東大生協の書籍部は,ずばり大学キャンパスの中にある書店である。

大学内部の書店なだけあってアカデミックな専門書を数多く揃えており,学問の分野ごとに陳列されている。

また規模が比較的大きな授業の教科書は,この書籍部で購入することができる

学期の始めには教科書販売の特設コーナーも展開される。

特に語学の参考書が充実しているので,第二外国語に苦労している人やTOEIC・TOEFLを受ける人などは,ここで自分にあった参考書を探すといいだろう。

一般の書店と同様に文庫本・雑誌などももちろん取り揃えているが,意外なことに漫画の新刊なんかも発売日に入荷したりする。

しんどい学業の合間の息抜きに利用するのも良いかもしれない。

東大学内のサークルが発行している雑誌類等も販売している。

具体的には,履修を決める際に多くの人が世話になるであろう時代錯誤者の「恒河沙」,最近メディアにも取り上げられ始めた「東大美女図鑑」などだ。

特筆すべきこととして,この東大生協の書籍部では生協の組合員証を提示することで割引してもらえるというのが挙げられる。

せっかく生協に加入したからには是非とも利用したいところだ。

食堂

東大の食堂は生協が運営しており,安価で栄養バランスの考えられた様々な種類のメニューが準備されている。

学生は安く多く食べたいと思う人が多いだろうから,そのようなニーズにぴったりだ。

駒場の食堂はキャンパスの東側,コミュニケーションプラザという新しい建物の中に入っている。

1階は通称「一食」,2階は「二食」と呼ばれて親しまれている。

ちなみに「いちたべ」と呼ぶか「いっしょく」と呼ぶかは人によって違ったりするのでご注意を。

一食は朝から晩までフル稼働しているため,朝食や夕食を食堂で済ませようと思ったらここを利用することになる。

メニューは比較的安価な一品ものや丼・麺類が中心だ。

オススメは「チキンおろしだれ」「オクラの巣ごもりたまご」,夜限定で野菜と肉の炒め物をご飯に自由に盛ることができる「オークス」などだ。

二食は昼時しかやっていないので要注意だ。

メニューは定食が主となっている。オススメは「玄米オムライス」「豚かき玉うどん」など。

晴れた日にはテラス席で食べると気持ちいい。

しかし駒場の食堂は,キャンパスの周辺が手頃な飲食店に乏しいこともあって,昼休みにはとんでもなく混雑する。

ちょっと遅れて行くと席が全て埋まっているなんてこともしばしばだ。

そういう時には向かいの購買部で弁当などを買ってベンチで食べるのも良いだろう。

また本郷キャンパスには中央食堂・第二食堂・銀杏メトロ食堂,弥生キャンパスには農学部食堂があるので,後期課程に上がって本郷に通うようになったらそちらを利用しよう。

また、本郷キャンパスは食堂以外にもキャンパスの周りにある飲食店が非常に充実している。

以下にあるのは、本郷キャンパス周辺のオススメ飲食店を解説した記事なので合わせて読んでおくと良い。

東大生のランチ事情,本郷キャンパス周辺の食事どころ総まとめ!

トラベルセンター

ここまで購買部・書籍部・食堂といった東大生協の代表的な施設について紹介してきたが,これ以外にも生協組合員が利用できるサービスがいくつかある。

その一つがトラベルセンターだ。

トラベルセンターは駒場キャンパスの購買部横,あるいは本郷キャンパスの第二食堂に併設されている。

ここでは旅行・留学などの宿泊や移動について面倒を見てもらえる

業務内容はとりあえず一般的な旅行代理店をイメージしてもらって差し支えない。

一方で取り扱っている旅行パックは学生限定の比較的安価なものばかりなので,お金は厳しいがいろいろ旅がしたいという学生にうってつけだと言える。

JRの駅にある「みどりの窓口」としての機能も兼ね備えており,JRの様々な切符をその場で発行してくれるのもありがたい。

免許講習の手配も行っているので,大学生のうちに車の免許を取っておきたい人は利用するとよい。

またサークルやゼミなどの合宿や団体旅行の扱いにも慣れているので,そのような行事の幹事になった時にはここに頼ることをオススメする。

まとめ

東大の生協は,購買部・書籍部・食堂などのサービスを通じて学生の生活を支えている。

快適なキャンパスライフにはなくてはならない存在だ。

これから東大に進学するという人も既に在籍しているという人も,本記事を大いに役立てて,便利でリーズナブルな東大生協を大いに使いこなして欲しい。