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大学生活をイメージ!東大のキャンパスを現役東大生が紹介する

大学受験へのモチベーションを保つものとして、重要なことはなんだろう?

それは、受験後の大学生活のイメージを強く持つということだ。

この記事では、大学生活のイメージを持つために、現役東大生である筆者が、東大の主要キャンパスを紹介する。

実際の大学のキャンパスライフをイメージすることで、勉強へのモチベーションアップにつなげよう!

目次

駒場キャンパス

東京大学に晴れて合格した後、前期教養学部生として全ての学生が通うことになるのが駒場キャンパスだ。

二次試験では文系の受験会場となるこちらのキャンパスは、色々な学問を複合的に扱っている教養学部の他にも、数学科がある。

キャンパスの中には他の大学に比べるとやや小さい建物が何個もあり、授業によって建物を移動しながらのキャンパスライフとなる。

駒場東大前の駅から階段を降りると一番最初に見える、時計が印象的な建物は一号館で、英語の授業やドイツ語、フランス語といった第三外国語の授業が行われている。

その他にもオルガンが教室の中にある900番講堂やパソコンを用いた授業が行われる情報教育棟(通称:JK棟)など、個性豊かな建物で授業が行われている。

駒場はサークルも活発に行われており、昼過ぎになれば楽器を演奏する音やダンスの音が聞こえてくるだろう。

サークル活動が活発なのはキャンパスの北西側で、ここには学生が集う生協購買部・書籍部・食堂や学生会館・キャンパスプラザ、さらに駒場図書館がある。

サークル活動が行われる他にも、授業がない空きコマの学生にとっての憩いの場となっており、クラスやサークルの友人と語る貴重な時間を過ごしている学生が多い。

本郷よりも学生の平均年齢が低いためか、平日はかなり賑やかで活気があるキャンパスだ。

十一月には駒場祭という学園祭が行われ、多くの学生やサークルが出店する。

地理的な位置は、渋谷から京王井の頭線で2駅という位置にあり、食事を渋谷まで食べに行く学生もいる。

また、下北沢も近く、授業後に下北沢で買い物を楽しむこともできる。

本郷・弥生・浅野キャンパス

三年生になると多くの学生は本郷にキャンパスが移る。

『三四郎』の舞台にもなっているこの本郷キャンパスは、その名前を持っている三四郎池や赤門に安田講堂と有名な場所が多く存在しているキャンパスだ。

駒場キャンパスと違い、大きな門が何個もあるが、東大前駅から近いのが正門で、入ると安田講堂が見える。

そこから右に曲がると総合図書館があるのだが、残念ながら2017年六月現在工事中のためやや規模が縮小してしまっている。

その代わりに安田講堂内の部屋が学習室として解放されており、意外と快適という話を聞いたことがある。(残念ながら筆者はまだ使ったことがない)

有名な赤門側から入れば見えるのは医学部の建物、冬にはイルミネーションされるのが印象的である。

本郷ではサークル活動は駒場より活発ではないが、その代わり研究室での実験や就職活動に時間を費やす学生も多く、しばしばリクルートスーツに身を包んだ学生が見られる。

キャンパス中央には御殿下運動場があり、地下には学生なら安価で入れるジムもある。

日頃勉強でなかなか運動できない学生の中には、ここで体を動かしている人も多いようだ。

またキャンパスの中には生協の食堂の他にもサブウェイドトールスタバ、本格レストラン(こちらも筆者は行ったことがないが)があり、外に出れば中華料理屋も多くあるためご飯のバリエーションには事欠かない。

学生の雰囲気は駒場よりも落ち着いており、キャンパスも広々としているが知名度が高く観光客や修学旅行生もキャンパスに多くいる。

本郷キャンパスのすぐ近くには、農学部がいる弥生キャンパスや理系の研究室がいくつかある浅野キャンパスもあり、全体的に駒場よりも広い印象を受けるだろう。

特に弥生キャンパスには野球場があり、六大学野球リーグにも参加している東大野球部はここで練習を行なっている。

つい先日これらのキャンパスで行われた五月祭では、多くのテレビカメラが回っており、最近の東大ブームの影響を感じたとともに、演奏会や売店などさまざまなブースが多くのお客さんで賑わっていた。

受験生諸君も、東大の雰囲気を知る良い機会なので是非一度足を運んで見てほしい。

柏キャンパス

東京から少し離れて、千葉県は柏市にあるのが柏キャンパスだ。

理系の研究所が多く存在しているこのキャンパスは、残念ながら文系である筆者は足を運んだことがないが東京のキャンパスよりも落ち着いているのが売りなようだ。

のどかな環境の中、研究に日夜多くの学生が没頭しているこのキャンパスは大学院から通う学生も多く、学生の平均年齢はよりも高くなっている。

静かに集中したい学生にはオススメのキャンパスだ。

まとめ

東大の主要キャンパスを解説した。

ひとえに大学といってもその特色はさまざまだ。

今回紹介した東京大学のキャンパスも、数多くある大学のキャンパスの一部であることは間違いない。

もしこの記事を読んで大学のキャンパスに興味を持ったら、オープンキャンパスでもなんでもいいので実際に大学に足を運んでみよう。

最初にも書いたが、大学受験のモチベーションアップのコツは自分の大学生活のイメージを持つことである。

大学生活のイメージをつけて、受験勉強にさらなるはずみをつけよう!

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