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文学の世界へ招待!?現役東大生が東大文学部を紹介する

大学の授業はさまざまなスタイルがある。

それは一つでくくれるものでは無いが、少なくとも高校の授業とは異なるスタイルである、というのは間違いないだろう。

では、その授業スタイルとはどのようなものだろうか?

この記事では、現役東大生である筆者が、所属している文学部の授業スタイルを紹介して行く。

実際の大学の授業を知り、自分のキャンパスライフをイメージするときの参考にしてほしい。

目次

文学部について

東大では2年生までは全員が前期教養学部という学部に入っているため、文学部に入る学生は三年生から文学部に入ることになる。

一口に文学部といっても、扱う学問はさまざまだ。

文学部には2016年現在4つの学科があり、次のようになっている。

  • 思想文化学科
  • 歴史文化学科
  • 言語文化学科
  • 行動文化学科

大まかに解説すると、哲学・倫理などを学ぶ思想文化、歴史を学ぶ歴史文化、文学・言語を学ぶ言語文化、心理・社会を学ぶ行動文化、というところだ。

高校では扱わない学問もあるのでイメージしづらいかもしれないが、単に高校の国語科や社会科だけを学ぶ学部では無いというのは覚えておいてほしい。

全ての学科に共通するのは、本をよく読むというところだろう。

単に目の前にいる先生や学生とだけではなく、文章を通して、またある時は歴史的な絵画や音楽を通して新たな世界に触れるのが文学部だ。

文学部の授業スタイル

ここまで、文学部というのがどのような学部かを解説した。

それでは、そんな文学部の授業はどのように行われているのだろうか?

ここからは、文学部の授業が実際にどのように行われているのかを紹介して行く。

講義

文学部の授業スタイルには2つあるが、そのうちの一つが講義だ。

講義とは割合高校の授業と似ているスタイルで、教授の話を聴きながらノートをとり、レポートやテストで成績を評価されるというものである。

ただし、扱う内容はさまざまだ。

一冊の本を教室全体で読み進めながら、部分部分に考えを巡らせる時もあれば、教授が体験したことや教授の研究内容について、パワーポイントを使いながら話を聞く時もある。

いずれにしろ、高校の授業内容に比べればはるかに高度な内容を扱っているということが言える。

また、先ほどレポートという名前をあげたがレポートといってもあまりイメージがわきづらいかもしれない。

レポートとは教授が出した課題について自分で文献などを調べて文章にしてまとめるというもので、文学部では成績がこれによってつけられる場合が多い。

課題といっても、文学部の課題は答えが一つであるという課題ではなくむしろ答えはさまざまで一つに定まらない、というものが多い。

図書館などで参考資料を探しながら、自分だけの答えを探していく、というわけだ。
テストでも同様に論述形式のものが多く、正解が一つに定まらない文学部の学問をよく表していると言えるだろう。

文学部の講義は、話を聞いている時には全員が同じ話を聞いているのに、答えは違う、そんな面白さを持った授業だ。

演習

文学部の授業スタイルのもう一つの形として、演習がある。

これはいわゆる「ゼミ」と呼ばれるもので、講義とは異なり学生が積極的に発表して行く授業だ。

演習も学科によって扱う内容はさまざまで、またそのスタイルもさまざまだ。

一つの研究室に割り当てられ、固定されたメンバーで研究していくものもあれば、毎学期ごとに演習のメンバーが変わり、その学期ごとのメンバーで演習を行うものもある。

いずれにしても一つの課題に対して、学生が演習の授業の日までに発表の題材を用意してきて、それを発表し、教授や他の学生から質問を受けるというのが授業のスタイルになる。

質問を受けるといっても、ただ単にわからないところ、というだけではなくその発表の欠点などをついてくる質問も多い。

しかしそれらは単に欠点をあげるのが目的ではなく、研究をより深めるのが目的である。

周りの人と意見を交えることで自分の学習をより深めていくのがゼミのスタイルであると言えるだろう。

他の学部・学科の授業も

普段の授業において、主となるのは当然自分の学科の授業だが、他の学部・学科の授業も簡単に受けることができる。

自分の興味のある授業や、また自分の専門についてやや重なる部分のある授業を受けられるので、自分の興味関心にあった学習を行える。

また、文学部では教員免許を取得する人も多く、そのため教育学部の授業を受けている人も多い。

自分の進路に合わせた授業を受けられるのもまた大学の面白いポイントだ。

まとめ

文学部そのものの、また文学部の授業スタイルについて紹介した。

大学にはさまざまな授業スタイルがあるが、いずれにしても自分のやりたい学問を学べるというのがポイントであることは間違いないだろう。

大学で自分のやりたい学問をやるのに必要なのは、まずそのやりたい学問自体を見つけることだ。

そして、その学問を見つける最適な方法として、まずは高校での勉強に取り組んでみるというのがある。

大学で充実した勉強を行うために、まずは受験勉強から始めてみてほしい。
その先にはきっと君のやりたいことがある。

そして、それは自分の目指している大学で学ぶことにも繋がるはずだ。

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